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オカモト<5122>、持ち分法適用関連会社の理研コランダム<5395>をTOBにより子会社化

2017-08-07

オカモトは、持ち分法適用関連会社の理研コランダムに対してTOB(株式公開買い付け)を実施し子会社化すると発表した。現在32.89%の所有割合を60%まで引き上げる。買付代金は5億7250万円。理研コランダムの東証2部上場は維持される見込み。

オカモトは2015年6月に理研コランダムを持ち分法適用関連会社化し、研磨布紙などの製造・販売事業で連携を進めてきた。しかし、他社との競争激化や原材料価格の高騰などにより事業環境が厳しさを増す中、両社の事業ノウハウや経営資源を融合させ、企業価値向上を図ることが急務であるとの認識で一致した。

買付価格は1株あたり229円で、公表前営業日の終値234円に対して2.14%のディスカウント。買付予定数は250万。買付期間は2017年8月8日から9月20日まで。決済の開始日は9月11日。

理研コランダムは1935年、理化学研究所で開発された研磨材をもとに研磨布紙の製造・販売を目的に設立された。

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