平戸藩第9代藩主で藩政改革に成功した名君の松浦静山は「勝ちに不思議の勝ちあり。負けに不思議の負けなし」との言葉を遺している。つまり、成功の理由は分からなくても、失敗の理由は明確だということだ。企業が「失敗する理由」とは何かを実例で見ていく。