時計やバッグ、衣料品などの中古品を再使用するリユース市場で、M&Aに踏み切る動きが目立ってきた。事業成長のための一つの方策としてM&Aを活用しているもので、各社の計画を見ると今後もこの傾向は続くと見てよさそうだ。
衣料品をはじめ、服飾雑貨や電化製品、ホビー用品など幅広いリユース事業を展開するトレジャー・ファクトリーは、専門性の補完や地域の補完などのシナジーが見込めるリユース企業を対象にM&Aを実施する。
時計や宝石、バッグといったブランド品などのリユース事業を展開するバリュエンスホールディングスは、買い取り店舗以外のリユース品の仕入れネットワークの強化を目的にM&Aを活用する。