トップカルチャーは、新潟県を中心に同社蔦屋書店内でコーヒーショップ「タリーズコーヒー」を22店舗運営するメソッドカイザー(新潟県長岡市。売上高9億3900万円、営業利益△4000万円、純資産2億6400万円)の全株式を取得し、5日付で子会社化した。ブック&カフェスタイルの新規導入などに役立てる。取得価額は非公表。
CIJは、ソフトウエア開発の日伸ソフトウェア(東京都渋谷区。売上高16億円、営業利益7100万円、純資産12億8000万円)の全株式を取得し、子会社化することを決めた。IT人材の確保や顧客層の拡大につなげる。日伸ソフトウェアは1984年設立で、制御系、通信系のソフト開発で実績を積んできた。取得価額は23億4000万円。取得予定日は2023年7月3日。
サンクゼールは米国子会社を通じて、現地Portlandia Foods, Inc.(オレゴン州)からケチャップ、マスタードなど加工食品の販売事業を取得することを決めた。米国での事業拡大が狙い。サンクゼールは米国に加工食品の販売や生産を手がける子会社St.Cousair, Inc.(オレゴン州)を持つ。取得価額は約4億8900万円。取得予定は2023年6月中旬。
アイスタイルは傘下企業を通じて、東京都内を中心に化粧品専門店「シドニー」を7店舗展開するシドニー(東京都杉並区)の全株式を取得し、子会社化することを決めた。アイスタイルが運営するコスメセレクトショップ「@cosmeSTORE」などとの相乗効果で事業成長が見込めると判断した。取得価額は非公表。取得予定日は2023年7月1日。
西華産業は、配管部材・プラント機材の販売を手がける子会社の竹本(神戸市)の株式90%を、金属材料販売のイノウエ(東京都千代田区)に譲渡することを決めた。経営資源の選択と集中の一環。竹本は1956年に設立。西華産業は竹本の残る株式10%を引き続き保有する。譲渡価額は非公表。譲渡予定日は2023年7月3日。
エキサイトホールディングスは、IT業界に特化したM&Aマッチングサービスを手がけるM&A BASE(東京都中央区)の全株式を取得し、8日付で子会社化した。M&Aアドバイザリー(助言)・仲介市場に参入するのが目的。M&A BASEは2019年2月に設立。取得価額は非公表。
SHIFTは傘下企業を通じて、ソフトウエア受託開発のネットワークテクノス(福岡市。売上高4億2200万円、営業利益1600万円、純資産1億2400万円)の全株式を取得し子会社化することを決めた。福岡地区におけるソフト開発基盤の強化の一環。ネットワークテクノスは2007年に設立。取得価額は2億1000万円。取得予定日は2023年6月30日。
CAC Holdingsは傘下企業を通じて、クラウド心電図解析サービスのエムハート(盛岡市)を8日付で子会社化した。エムハートは2016年にCACが49%、地元企業のモリーオ(盛岡市)が51%を出資して設立したが、今回、エムハートがモリーオの保有株式を自己取得したのに伴い、CACの100%子会社となった。CACはエムハートを子会社として取り込み、心電図解析サービスの事業を拡張するとともに、新たな医療機器やヘルスケア・ビジネスの開発につなげる。
堀田丸正は、葬祭時に必要となる返礼品・会葬品などのギフト事業を、新聞・出版物取次のエヌエスアイ(新潟市)に譲渡することを決めた。中核事業である意匠撚糸事業とファッション事業に経営資源を集中するための施策。当該事業を会社分割して設立する新会社ソフラン(盛岡市)の全株式を譲渡する形。譲渡価額は4500万円。譲渡予定日は2023年6月30日。