Orchestra Holdingsは傘下企業を通じて、LIFULL傘下で不動産・住宅領域のデジタルマーケティング事業を手がけるLIFULL Marketing Partners(東京都千代田区。売上高39億3000万円、営業利益△8100万円、純資産2億1900万円)の全株式を取得し、子会社化することを決めた。グループにおけるデジタルマーケティング事業の強化につなげる狙い。取得価額は6億9000万円。取得予定日は2022年9月30日。
DTSは、米国IT企業のPartners Information Technology, Inc.(カリフォルニア州。売上高47億8700万円)の株式51%を取得し子会社化することを決めた。米国事業の強化につなげる狙い。米国現地法人のDTSアメリカ(ニューヨーク州)を通じて2017年からPartners Informationと協業関係にあったが、より強固な連携を進める。取得価額、取得予定日は非公表。
SBIホールディングスは、アスコット傘下で不動産事業を手がけるTHEグローバル社の株式51.95%を取得し、子会社化することを決めた。不動産小口化商品や不動産を裏付資産とするセキュリティートークン(ST)などの不動産関連金融商品の取り扱いを強化するのが狙い。取得価額は約30億8800万円。取得予定日は2022年9月21日。
イーサポートリンクは、農産物生産のオーガニックファームつくばの風(茨城県つくば市)の株式49.9%を取得し、子会社化することを決めた。
明豊エンタープライズは、建設会社の協栄組(東京都世田谷区、売上高25億200万円、営業利益、純資産)の92%の株式を取得し、子会社することを決めた。
萩原電気ホールディングスは、大崎電気工業<6644>からセンサーデバイスなどを手がける大崎エンジニアリング(埼玉県入間市、売上高6億9200万円、営業利益△2億8200万円、純資産23億2500万円)の全株式を取得し、子会社化することを決めた。
セグエグループは、セキュリティー・ITインフラ製品の販売やメンテナンスサービス事業を手がけるタイのISS Resolution, Ltd.(ISS Resolution、売上高2億7800万円、税引き前利益△680万円、純資産2億2300万円)の全株式を子会社とともに取得し、傘下に収めることを決めた。
セントラル硝子は、医薬品の原薬や中間体の受託製造を行うドイツの子会社 Central Glass Germany GmbH(CGG、売上高12億3700万円、営業損失5億5500万円、純資産△5億1600万円)の全株をドイツの創薬、新薬開発支援のEvotec SE(ハンブルグ)に譲渡することを決めた。
人・夢・技術グループは、資産管理会社のピーシー(宇都宮市)から、建設コンサルタント業のピーシーレールウェイコンサルタント(同、売上高22億4700万円、営業利益2億4900万円、純資産12億4000万円)の株式を取得し、完全子会社化することを決めた。
テクノホライゾンは、名古屋電機工業から実装プリント基板の検査装置を製造する検査装置事業(売上高16億6600万円、営業利益7600万円)を譲受することを決めた。
ケミカルポンプメーカーのイワキは、持分法適用関連会社でケミカルポンプの販売を手がける中国の易威奇有限公司(保有割合40%、売上高25億4900万円、営業利益6億1100万円、純資産17億8000万円=9カ月の変則決算)と、易威奇泵业国际贸易(上海)有限公司(同、売上高23億7800万円、営業利益7億4200万円、純資産7億5200万円)の株式を、ON GEAR TRADING CO., LTD. (OGT)から取得し、保有割合をそれぞれ100%と90%に高め、子会社化することを決めた。
琉球銀行は、IT関連事業のリウコム(那覇市。売上高33億3000万円、純資産24億6000万円)がIT事業を会社分割して設立する新会社「リウコム」(同)の全株式を取得し、子会社化することを決めた。DX(デジタルトランスフォーメーション)が進展する中、グループの金融サービスや顧客のデジタル化ニーズに対応する。旧リウコムは1973年設立で、新リウコム設立に伴い、「RCMアセットマネジメント」に社名を変更する。取得価額は非公表。取得予定日は2022年11月14日。
ヒガシトゥエンティワンは、システムサポート専業の旅人(東京都千代田区。売上高10億2000万円、純資産3億6200万円)の全株式を取得し子会社化することを決めた。グループにおけるITサービス事業の作業能力(品質や作業量、対応エリア)の強化のほか、IT人材の共同採用や派遣先の相互紹介などを通じた事業拡大につなげる。取得価額は非公表。取得予定日は2022年8月31日。
じげんは、不動産業界向け人材紹介事業と越境不動産取引事業を手がけるビヨンドボーダーズ(東京都新宿区)の全株式を取得し子会社化することを決めた。主力とする求人・不動産情報領域での送客力の強化、顧客基盤の拡大などにつなげる。取得価額は非公表。取得予定日は2022年9月30日。
三井化学は、フェノール事業を手がけるシンガポール子会社Mitsui Phenols Singapore Pte. Ltd.(売上高829億円、営業利益205億円、純資産289億円)を、英国石油化学企業のINEOS Holdings Limitedに譲渡することを決めた。資産を圧縮して財務面の負担を軽くするライトアセット化の一環。共同出資する三井物産の保有株式を買い取ったうえで、全株式を譲渡する。譲渡価額は約450億円(3億3000万ドル)。譲渡予定日は2023年3月1日。
ヒト・コミュニケーションズ・ホールディングスは傘下企業を通じて、国内企業と海外フリーランサーのマッチング事業を手がけるワークシフト・ソリューションズ(東京都渋谷区。売上高2370万円、営業利益△227万円、純資産△2020万円)の全株式を取得し、26日付で子会社化した。海外フリーランサーを活用したアウトソーシング事業に参入するのが狙い。取得価額は非公表。