JMDCは、診療・健診関連データベース(DB)構築のリアルワールドデータ(京都市。売上高5億6800万円、営業利益△3億3700万円、純資産8億1500万円)の株式92.67%を取得し子会社化することを決めた。電子カルテの診療情報、学校健診情報などのデータアセット(資産)を拡充し、収益機会の拡大につなげる。取得価額は非公表。取得予定日は2022年7月29日。
サイバーリンクスは、自治体向け文書管理システムを展開するシナジー(沖縄県宜野湾市。売上高10億円、営業利益100万円、純資産2億3700万円)の全株式を取得し子会社化することを決めた。新たなサービスを取り込み、官公庁向けクラウド事業の成長促進につなげる。取得価額は1億8100万円。取得予定日は2022年7月14日。
松屋は、不動産賃貸業の大勝堂(東京都中央区。売上高7000万円、純資産32億6000万円)の株式を追加取得し、子会社化することを決めた。現在11.77%の持ち株比率を45.84%とする。その後、大勝堂は自己株式取得を行うことにより、松屋の完全子会社となる予定。松屋が銀座4丁目交差点近くに所有するショッピング施設「銀座コアビル」の再開発計画の一環。取得価額は非公表。取得予定日は2022年7月15日。
GRCSは、人材採用強化支援やプロジェクト支援を手がけるバリュレイト(東京都中央区。売上高2億8500万円、営業利益3740万円、純資産8720万円)の株式70%を取得し子会社化することを決めた。GRCSはGRC(ガバナンス・リスク・コンプライアンス)・セキュリティー領域で企業向けに各種ソリューションを提供しているが、事業推進の軸となる専門人材の採用や育成などの相乗効果が見込めると判断した。取得価額は8710万円。取得予定日は2022年7月15日。
ファンペップは、機能性ペプチドの研究開発企業であるアンチエイジングペプタイド(AAP、大阪府茨木市。売上高-百万円、営業利益△100万円、純資産6800万円)を株式交換で子会社化することを決めた。医薬品・化粧品分野における機能性ペプチド事業を強化する狙い。APPは2016年4月に設立された大学発ベンチャー。取得予定日は2022年10月1日。
任天堂は、CG(コンピューターグラフィックス)映像の企画・制作を主力とするダイナモピクチャーズ(東京都千代田区)の全株式を取得し子会社化することを決めた。グループ内の映像コンテンツ企画・制作体制を強化する狙い。ダイナモは2011年に設立。取得価額は非公表。取得予定日は2022年10月3日。
森永乳業は、パキスタンで育児用調整粉乳を製造する合弁会社NutriCo Morinaga (Private) Limited (カラチ。売上高81億6000万円、営業利益7億5200万円、純資産37億8000万円)の株式33.27%を追加取得し、子会社化することを決めた。現在17.73%の持ち株比率を51%とする。アジア圏における育児用ミルク事業の拡大戦略の一環。パキスタンは世界第5位の人口を抱え、今後も人口増加が見込まれている。取得価額は約76億9500万円。取得日は未確定。
海帆は、居酒屋経営のSSS(東京都千代田区。売上高7億6100万円、営業利益140万円、純資産2億500万円)の全株式を取得し、15日付で子会社化した。同業態の居酒屋で新ブランドを獲得し、事業拡大につなげる。SSSは2011年設立で、「すずの邸」「鳥魚門」「桂」などのブランドで居酒屋19店舗を展開している。取得価額は約6億3000万円。
天満屋ストアは、名物駅弁「桃太郎の祭ずし」で知られる三好野本店(岡山市。売上高17億5000万円、営業利益△3億3800万円、純資産△4億8000万円)の全株式を取得し、子会社化することを決めた。三好野本店が各種弁当、仕出し料理の製造やレストラン運営を通じて培ってきたブランド力、ノウハウを活用し、総菜など調理食品の充実などスーパーマーケット事業の基盤強化につなげる。取得価額は7億500万円。取得予定日は2022年7月29日。
ジェイフロンティアは、化粧品・サプリメントのEC(電子商取引)サイトを運営するECスタジオ(東京都千代田区。売上高10億8000万円、営業利益1000万円、純資産2億7600万円)の株式70%を取得し、子会社化することを決めた。健康食品、化粧品分野の取扱商品を拡充するとともに、20代を中心とする新たな顧客層の開拓を目指す。取得価額は12億7400万円。取得予定日は2022年7月22日。