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M&A速報

1週間のM&A速報まとめ(2022年6月20日〜2022年6月24日)

2022-06-25

2022年6月20日

日本リビング保証<7320>、リフォーム工事子会社の横浜ハウスを三春情報センターに譲渡

日本リビング保証は、完全子会社の横浜ハウス(横浜市。売上高1億1900万円、営業利益△555万円、純資産△909万円)の全株式を、不動産売買や賃貸の仲介などを手がける三春情報センター(横浜市)に譲渡することを決めた。日本リビング保証は2020年7月に横浜ハウスを子会社化したが、シナジーを十分に発揮することが難しいと判断し、譲渡を決めた。譲渡価額は非公表。譲渡予定日は2022年6月30日。

デザインワン・ジャパン<6048>、遺品整理など手がける事業者と消費者とのマッチングを行うmodecasを子会社化

デザインワン・ジャパンは、遺品整理などを手がける事業者と、消費者とのマッチングサービス「オコマリ」を提供するmodecas(東京都新宿区。売上高6470万円、営業利益△2890万円、純資産△2250万円)の全株式を取得し子会社化することを決めた。デザインワンが運営する口コミ店舗検索サイト「エキテン」と「オコマリ」の連携による両社事業の拡大が狙い。取得価額は非公表。取得予定日は2022年7月11日。

ブロンコビリー<3091>、調味料や総菜を製造する松屋栄食品本舗を子会社化

ブロンコビリーは、調味料や総菜を製造する松屋栄食品本舗(愛知県犬山市。売上高8億5000万円)の全株式を取得し子会社化することを決めた。ブロンコビリーの業容拡大のための工場能力の向上や、ソース、総菜類の差別化、ソース、ドレッシング類の外部販売などの実現を目指す。取得価額は非公表。取得予定日は2022年7月1日。

デジタル・インフォメーション・テクノロジー<3916>、システム運用保守サービスのシンプリズムを子会社化

デジタル・インフォメーション・テクノロジーは、業務系システム開発やシステム運用保守サービスのシンプリズム(東京都渋谷区。売上高5億3900万円、営業利益1930万円、純資産4860万円)の全株式を取得し、子会社化することを決めた。デジタル・インフォメーション・テクノロジーの人員強化と、シンプリズムの新たな分野での技術の獲得が可能になるという。取得価額は非公表。取得予定日は2022年6月30日。

2022年6月21日

スプリックス<7030>、ひのき会から日本語学校の和陽日本語学院を取得

スプリックスは、学習塾経営指導や日本語学校経営を手がけるひのき会(東京都世田谷区)から、世田谷区にある日本語学校の和陽日本語学院(売上高7800万円)を取得すると発表した。受け皿となる新設子会社の和陽日本語学院(東京都豊島区)を設立し、日本語学校事業に参入する。取得価額は非公表。取得予定は2022年7月下旬。

燦キャピタルマネージメント<2134>、竹材・木材チップ製造の山陽小野田バイオマス燃料供給を子会社化

燦キャピタルマネージメントは21日、日本小型バイオマスホールディングス(東京都中央区)から竹材・木材チップ製造の山陽小野田バイオマス燃料供給(山口県山陽小野田市。売上高0円、営業利益△6万500円、純資産204万円)の株式50.86%を取得し、子会社化すると発表した。

エルテス<3967>、第三者割当増資でバイオマス発電の環境エネルギー普及を子会社化

エルテスは21日、バイオマス発電・発熱事業を手がける環境エネルギー普及(岩手県紫波町。売上高630万円、営業利益71万8000円、純資産182万円)が実施する第三者割当増資を引き受け、連結子会社化することで、同社と基本合意に達したと発表した。

コアコンセプト・テクノロジー<4371>、SOLIZEから金型業務支援・生産管理システム事業を取得

コアコンセプト・テクノロジーは21日、SOLIZE(東京都千代田区)から金型業務支援・生産管理システム事業を取得すると発表した。自社が販売するシステムとの相乗効果で、収益性の向上や競争力の強化を狙う。取得価額は1600万円。取得予定日は2022年10月31日。

2022年6月22日

ナガオカ<6239>、水処理設備設計・工事の矢澤フェロマイトを子会社化

ナガオカは、水処理設備の設計・工事を主力とする矢澤フェロマイト(埼玉県川口市。売上高7億1600万円、営業利益1億3800万円、純資産1億3500万円)の全株式を取得し子会社化することを決めた。技術連携や顧客基盤の共有などを進め、水処理関連事業の拡大につなげる。矢澤フェロマイトは1955年設立(創業は1900年)で、とくに浄水場の設備改修工事を強みとしている。取得価額は非公表。取得予定日は2022年7月1日。

日本電技<1723>、空調設備工事・保守管理のエアフィールドを子会社化

日本電技は、空調設備機器の工事・保守管理を手がけるエアフィールド(静岡市。売上高5250万円、営業利益1540万円、純資産6260万円)の全株式を取得し子会社化することを決めた。協力会社体制構築の一環で、中部地区における保守管理事業の中核的企業として育成する。エアフィールドは2011年に設立。取得価額は非公表。取得予定日は2022年7月1日。

東京きらぼしフィナンシャルグループ<7173>、広告企画制作のビー・ブレーブを子会社化

東京きらぼしフィナンシャルグループは、広告企画制作のビー・ブレーブ(東京都千代田区。売上高17億8000万円、営業利益1億500万円、純資産2億400万円)の全株式を取得し子会社化することを決めた。取引先が抱える広告宣伝やプロモーション、マーケティング分野の課題解決につなげる。取得価額は非公表。取得予定日は2022年7月1日。

リグア<7090>、芙蓉総合リース<8424>傘下のアクリーティブから療養費早期支払いサービス事業を取得

リグアは子会社のヘルスケア・フィット(大阪市)を通じて、芙蓉総合リース傘下で金融関連サービスのアクリーティブ(東京都千代田区)から療養費早期支払いサービス事業を取得することを決めた。主力顧客である接骨院を対象に資金繰りを支援する。取得価額は直近の営業貸付残高推移を踏まえ4億円程度を見込む。取得予定日は2022年7月1日。

サーバーワークス<4434>、システム・アプリ開発のトップゲートを子会社化

サーバーワークスは、Google Cloud(グーグル・クラウド)を活用したシステム・アプリ開発のトップゲート(東京都文京区。売上高20億6000万円、営業利益1億3400万円、純資産1090万円)の全株式を取得し子会社化することを決めた。両社の営業協力、エンジニア体制の増強・補完などを通じて、昨年参入したばかりのグーグル・クラウド・プラットフォーム事業の成長につなげる。取得価額は非公表。取得予定日は2022年6月30日。

伊藤忠商事<8001>、大建工業<7905>との住宅用構造材製造の米国合弁会社PWTに追加出資し子会社化

伊藤忠商事は、大建工業との米国合弁会社で住宅用構造材を製造するPacific Woodtech Corporation(PWT、ワシントン州。売上高315億円、営業利益63億3000万円、純資産103億円)に追加出資し、子会社化することを決めた。8月をめどに約240億円を投じて現在49%の持ち株比率を75%に引き上げる(大建工業51%→25%)。PWTを通じて米Louisiana Pacific(テネシー州)の住宅用構造材製造事業を買収することで合意したのに伴い、このための買収資金として伊藤忠側がPWTに追加出資することにした。

2022年6月23日

米投資ファンドのコーンウォール、ユニデンホールディングス<6815>をTOBで非公開化

米投資ファンドのコーンウォール・キャピタル・マネジメントは23日、ユニデンホールディングスにTOB(株式公開買い付け)を実施すると発表した。コーンウォールは19.25%を保有する大株主で、全株式取得を目指している。株式を非公開化し、エレクトロニクス事業への経営資源の集中など抜本的な構造改革を進める。買付代金は最大約195億円。ユニデンは経営体制の混乱や不適切会計問題などに伴い、コーポレートガバナンス(企業統治)体制の再構築と業績立て直しが急務になっている。同社はTOBに賛同している。

H.U.グループホールディングス<4544>、ベルギーのバイオテクノロジー企業ADxを子会社化

H.U.グループホールディングスは傘下の富士レビオ・ホールディングス(東京都新宿区)を通じて、ベルギーのバイオテクノロジー企業ADx NeuroSciences NV(ヘント)の全株式を取得し、子会社化することを決めた。富士レビオとして「ルミパルス」の名称で展開する全自動化学発光酵素免疫測定システム向け試薬の品ぞろえ拡大につなげる。取得価額は4000万ユーロ(約57億3800万円)。取得は2022年7月に完了する見込み。

三共生興<8018>、フランス発の婦人服ブランド「LEONARD」運営会社を取得

三共生興は、婦人服ブランド「LEONARD(レオナール)」を展開するフランスLEONARD FASHION SAS(パリ。売上高12億2000万円、営業利益△3880万円、純資産13億1000万円)の全株式を取得し子会社化することを決めた。1971年にLEONARDと独占輸入販売契約を結び、50年を超えるパートナー関係を持つが、同社株主の経営陣と協議した結果、三共生興が全株式を引き取り、事業を承継することになったという。取得価額は非公表。取得予定日は2022年7月19日。

2022年6月24日

ラストワンマイル<9252>、北海道でインサイドセールスセンター運営のブロードバンドコネクションを子会社化

ラストワンマイルは、電話などで営業を代行するインサイドセールスセンター事業のブロードバンドコネクション(札幌市。売上高9億5500万円、営業利益1億1700万円、純資産6億5900万円)の全株式を取得し子会社化することを決めた。インサイドセールスセンターのサービスエリア拡大が目的。ブロードバンドコネクションは2010年設立で、北海道内で約125席のインサイドセールスセンターを運営する。取得価額は3億200万円。取得予定日は2022年7月1日。

浜松ホトニクス<6965>、レーザー装置・部品製造のデンマークNKT Photonicsを子会社化

浜松ホトニクスはベルギーの欧州統括子会社を通じて、レーザー装置・部品製造のデンマークNKT Photonics A/S(コペンハーゲン。売上高115億円、営業利益△10億2000万円、純資産△16億1000万円)の全株式を取得し子会社化することを決めた。浜松ホトニクスは化合物半導体製造技術をベースとしたレーザーダイオード事業を得意とし、ファイバーレーザーに強みを持つNKTとは相補関係にあり、今後のレーザー応用事業の拡大につながると判断した。取得価額は約2億500万ユーロ(約295億円)。取得予定日は2023年3月31日。

サッポロホールディングス<2501>、クラフトビールの米国ストーン・ブリューイングを子会社化

サッポロホールディングスは米国子会社を通じて、クラフトビールメーカーの米ストーン・ブリューイング(カリフォルニア州。売上高311億円、営業利益△13億円、純資産71億8000万円)の全持ち分を取得し、子会社化することを決めた。生産拠点の確保と新たなブランドの獲得で米国でのビール事業を拡大する。取得価額は1億6800万ドル(約227億円)。取得完了は2022年8月を見込む。

中広<2139>、生活情報誌発行のケイ・クリエイトを子会社化

中広は、生活情報誌発行のケイ・クリエイト(愛知県一宮市。売上高4億5500万円、営業利益275万円、純資産4860万円)の株式20%を追加取得し、子会社化することを決めた。第三者割当増資を引き受けて現在の31%の持ち株比率を51%に引き上げる。ケイ・クリエイトは中広が主力とするフリーマガジン「地域みっちゃく生活情報誌」のVC(ボランタリー・チェーン)契約先。ケイ・クリエイトを傘下に取り込むことで、直営化による広告事業の業容拡大につなげる。取得価額は非公表。取得予定日は2022年7月1日。

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