M&A速報

1週間のM&A速報まとめ(2022年5月16日〜2022年5月20日)

2022-05-21

2022年5月16日

キトー<6409>、吊り具メーカーの米クロスビーグループと経営統合

キトーは、米投資ファンドのコールバーグ・クラビス・ロバーツ(KKR)傘下で吊り具メーカーの米クロスビーグループと経営統合することで合意したと発表した。

ディー・エル・イー<3686>、クラウドファンディングやメディア事業を展開する台湾の麥菲爾股份有限公司を子会社化

ディー・エル・イーは、クラウドファンディングやメディア事業を展開する台湾の麥菲爾股份有限公司(台北市。売上高3億9100万円、営業利益4400万円、純資産5800万円)の60%の株式を取得し、子会社化することを決めた。急成長している同社を子会社化することで、コンテンツやブランドビジネスを手がけるディー・エル・イーのサービスや商品をアジア地域向けに展開することが可能と判断した。麥菲爾股份有限公司の設立は2020年で、社歴は浅いが多くのファンを獲得している。取得価額は3億400万円。取得は2022年6月中の予定。

2022年5月17日

SANKO MARKETING FOODS<2762>、水産物卸の綜合食品を子会社化

SANKO MARKETING FOODSは、水産物卸の綜合食品(東京都江東区。売上高32億2000万円、営業利益△1900万円、純資産1億3500万円)の全株式を取得し子会社化することを決めた。新規進出した水産事業の基盤強化の一環で、豊洲市場の集荷・分配機能を獲得する。取得価額は5700万円。取得予定日は2022年7月1日。

2022年5月18日

テンダ<4198>、ソフト開発の三友テクノロジーを子会社化

テンダは、ソフトウエア受託開発の三友テクノロジー(東京都新宿区。売上高3億9500万円、営業利益600万円、純資産5600万円)の全株式を取得し子会社化することを決めた。IT・DX(デジタルトランスフォーメーション)エンジニア確保によるエンジニアリング機能の強化などが狙い。取得価額は非公表。取得予定日は2022年7月1日。

2022年5月19日

トランスコスモス<9715>、老舗通販ブランドの「日本直販」事業をギグワークス<2375>傘下の悠遊生活に譲渡

トランスコスモスは、通販の日本直販事業を会社分割して設立する新会社「日本直販」(大阪市)の全株式を、7月1日付でギグワークスの子会社となる通販同業の悠遊生活(横浜市)に譲渡することを決めた。事業構成見直しの一環で、顧客企業のDX(デジタルトランスフォーメーション)支援、ビジネスプロセスアウトソーシングに代表される中核事業に経営資源を集中させる。当該事業の直近売上高は49億円。譲渡価額は非公表。譲渡予定日は2022年7月1日。

ギグワークス<2375>、通販事業の「悠遊生活」を子会社化

ギグワークスは19日、ショッピングカタログ「悠遊生活」を中心に通販事業を展開する悠遊生活(横浜市)の全株式を取得し、7月1日に子会社化すると発表した。取得価額は未確定。併せて同日付で、悠遊生活を通じて、トランスコスモスが通販事業を会社分割して設立する新会社「日本直販」(大阪市)の全株式を取得し子会社化する。

中広<2139>、Success Holders(旧ぱど)<4833>からメディア事業を取得

中広は、Success Holders(旧ぱど)から無料情報誌に関するメディア事業を取得することを決めた。主力商品の無料情報誌「地域みっちゃく生活情報誌」の発行エリアの拡大などが狙い。Success Holdersが当該事業(売上高14億5000万円、営業利益4010万円)を会社分割して設立する新会社の全株式を取得する形。取得価額は1億円。取得予定日は2022年6月30日。

日総工産<6569>、ニコン<7731>傘下で人材派遣・紹介のニコン日総プライムを子会社化

日総工産は、ニコンとの共同出資会社で人材派遣・紹介のニコン日総プライム(横浜市)の株式2%を追加取得し、子会社化することを決めた。現在49%の持ち株比率を51%に引き上げる。日総工産は2020年1月にニコン日総プライムに49%を出資し、持ち分法適用関連会社としてきたが、今回、出資比率の変更で合意し、日総工産主導の経営に移行する。取得価額は非公表。取得予定日は2022年7月1日。

2022年5月20日

マーキュリアホールディングス<7347>、包装関連設備のミューチュアル<2773>をTOBで非公開化

マーキュリアホールディングスは20日、包装関連設備のミューチュアルに対して株式の非公開化を目的にTOB(株式公開買い付け)を実施すると発表した。全株取得による完全子会社化を目指しており、買付代金は最大116億円。ミューチュアルはコロナ禍による経営環境の変化に加え、取締役・監査役8人の役員の平均年齢が71.5歳と高齢化が顕著で、次世代経営陣の構築が急務という事情を抱えており、持続的な成長確保に向けて外部の経営資源を活用することが有益と判断した。TOBが成立すれば、ミューチュアルは東証スタンダード市場への上場が廃止となる。

キャリアインデックス<6538>、契約マネジメントシステム提供のContractSを子会社化

キャリアインデックスは、契約マネジメントシステムを提供するContractS(東京都千代田区。売上高2億6100万円、営業利益△4億7600万円、純資産△3億3300万円)が実施する第三者割当増資を引き受けて株式53.3%を取得し、子会社化することを決めた。トランザクション型の集客代行事業に加え、新たな収益形態として育成中のSaaS(サービスとしてのソフトウエア)型事業の拡大につながると判断した。取得価額は3億9900万円。取得予定日は2022年5月25日。

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