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Waqoo<4937>、再生医療関連事業のセルプロジャパンを子会社化

2023-11-20

Waqooは、再生医療関連事業のセルプロジャパン(神奈川県藤沢市。売上高5940万円、営業利益△2040万円、純資産7330万円)を株式交換で子会社化することを決めた。化粧品分野を中心とする主力のDtoC(消費者直接取引)事業に次ぐ柱と位置付けるメディカルサポート事業の基盤強化につなげる狙い。株式交換予定日は2024年1月1日。

株式交換比率はWaqoo1:セルプロジャパン54.4。セルプロジャパン1株にWaqooの54.4株を割り当てる。

セルプロジャパンは2019年に設立。幹細胞や幹細胞から分泌される生理活性物質の解析・臨床研究を手がける。Waqooとは現在、再生医療分野における「血液由来加工」の受託サービスを連携して取り組んでいる。

具体的にはWaqooが医療機関から血液由来加工の申し込みを取り次ぎ、預かった検体をセルプロジャパンが運営する細胞加工センターへ配送。一方、セルプロジャパンは受け取った検体の加工や冷凍保存を行い、医療機関の求めに応じて配送する役割を担っている。しかし、一つのサービスを分業して展開していることから、時間的・コスト的なロスが生じるなど課題が浮き彫りになっていたという。Waqooはセルプロジャパンを傘下に取り込むことで、製販一体体制を実現し、効率的な事業運営を目指す。

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