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兼松<8020>、連結子会社の兼松サステック<7961>をTOBで上場廃止へ

2023-01-27

兼松は27日、52.89%の株式を保有する連結子会社の兼松サステックにTOB(株式公開買い付けを実施すると発表した。買付代金は約43億9000万円。経営資源の相互活用による経費削減や迅速な意思決定、非住宅分野の更なる強化・拡大に向けた中長期的な投資・事業改革の実行が狙い。

兼松サステックは本TOBに賛同する意見を表明し、株主に応募を推奨している。同社の東証スタンダード市場への上場は廃止される見通し。

買付価格は2250円で、前営業日の終値1590円に41.51%のプレミアムを上乗せした。買付予定数は195万2300株で、応募が57万800株未満の場合は買い付けを実施しない。買付期間は1月30日から3月13日までの30営業日。公開買付代理人は三菱UFJモルガン・スタンレー証券。

兼松サステックは1934年設立で、地盤調査・改良工事や木材の防腐・防蟻処理、防犯カメラ、レコーダーなどの各種セキュリティー機器の販売・設置工事を手がけている。

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