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リケン<6462>と日本ピストンリング<6461>、2023年4月に経営統合へ

2022-07-27

リケンと日本ピストンリングは27日、2023年4月3日に経営統合することで基本合意したと発表した。共同持ち株会社「リケンNPR」を設立し、事業子会社のリケンと日本ピストンリングを傘下に置く。自動車業界が100年に一度といわれる変革期を迎える中、エンジン部品を中心とする既存事業の収益力を強化するとともに、船舶、水素、新エネルギー、医療機器など非自動車エンジン部品領域で新たな中核事業の創出を目指す。

リケンはホンダ、日本ピストンリングはトヨタ自動車を主要取引先とする。2022年3月期の売上高はリケン783億円、日本ピストンリング507億円。両社はいずれも東証プライム市場に上場する。

リケンは理化学研究所の研究成果事業化を目的に1927年に創業し、ピストンリング、カムシャフト、シールリングなどの内燃機関部品を中心とする。一方、日本ピストンリングは1934年設立で、同じくピストンリング、バルブシート、カムシャフトなどを主力製品とする。

追記事項

2023/05/23
経営統合の日程が10月2日に変更になったと発表。共同持ち株会社との株式移転比率は、リケン2:日本ピストンリング1.02に決まった。リケンの普通株式1株に対して共同持ち株会社の2株、日本ピストンリング1株に共同持ち株会社の1.02株を割り当てる。

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