中央魚類＜8030＞、子会社のホウスイ＜1352＞ をTOBで完全子会社化

中央魚類は2月28日、連結子会社（所有割合55.15％）のホウスイにTOB（株式公開買い付け）を実施し、完全子会社化すると発表した。ホウスイは本TOBに賛同の意見を表明し、株主に応募を推奨している。本TOBが成立すれば、同社の東証1部での上場は廃止となる。

経営資源・ノウハウの相互活用や人的交流を通じた協業体制の強化、両社の経営資源の最適化、意思決定の迅速化と上場維持コストの負担軽減などが狙い。

買付価格は1株当たり1220円で、公表前営業日の終値841円に対して45.07％のプレミアムをつけた。買付予定数は375万5621株。下限は96万4400株で、応募が下限に達しない場合は買い付けを実施しない。

買付代金は約45億8000万円。買付期間は3月1日から4月12日までの30営業日。公開買付代理人は三菱UFJモルガン・スタンレー証券、復代理人はauカブコム証券。決済開始日は4月19日。