東証2部上場でソフト開発会社のエヌ・デーソフトウェアは7日、MBO(経営陣による買収)によって株式の非公開化を行うと発表した。独立系投資ファンド、ジェイ・ウィル・パートナーズ(東京都千代田区)の傘下企業であるジェイ・ケイ・イー(東京都新宿区)がエヌ・デーソフトウェアに対して完全子会社化を目的とするTOB(株式公開買い付け)を実施する。エヌ・デーソフトウェアの佐藤廣志社長ら経営陣の依頼に基づき、MBOの一環として行われる。

エヌ・デーソフトウェアは1979年に設立し、介護・福祉分野のパッケージソフト開発で実績を積んできた。主力の介護・福祉市場での事業領域の深化・拡大を見据え、次世代システムの開発や人材面などでの大型投資を長期的視点から進めるには株式の非公開化が望ましいと判断した。今後はパッケージソフト(クライアント・サーバー型)にとどまらず、ネットワーク経由でのアプリケーションソフトの開発を推進し、顧客利便に幅広く対応する。

買付価格は1株1700円で、TOB公表前日の終値1320円に対して28.79%のプレミアムを加えた。買付金額は299億円。買付期間は2月8日~3月25日。