ADEKAは日本農薬を連結子会社すると発表した。TOB(株式公開買い付け)と第三者割当増資の引き受けを通じて、所有割合を現在の24%から51%に引き上げる。日本農薬の上場(東証1部)は維持する。

ADEKAはTOBを実施して1205万6049株(所有割合18%)を追加取得し、既存分と合わせた所有割合を42%に高める。そのうえで第三者割当増資を引き受けて所有割合を51%とする。TOBの買付価格は1株900円で、TOB公表前日の終値に対して34.33%のプレミアムを加えた。買付代金は108億5000万円。買付期間は2018年8月22日~9月19日。第三者割当増資の払込金額は1株670円で、総額約80億円。

ADEKAは樹脂添加剤、化学品、食品に次ぐ第4の柱としてライフサインエス分野をターゲットの一つしている。日本農薬はADEKAの前身である旭電化工業の農薬部門を母体として設立され、かねて緊密な関係にあるが、現在の持ち株比率(持分法適用会社)ではスピード感をもってライフサイエンス事業を発展させるうえで不十分と判断し、連結子会社化することにした。