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ナカバヤシ<7987>、国際チャート<3956>をTOBにより子会社化

2017-11-08

ナカバヤシは、国際チャートをTOB(株式公開買い付け)により子会社化することを決めた。国際チャートの親会社である東芝テックが、所有する56.61%のうち51%についてTOBへ応募することで合意している。買付代金は7億8900万円。国際チャートのジャスダック上場は維持される。

ナカバヤシは2011年にも、子会社で印刷加工業などを手がける日本通信紙(東京都文京区)と国際チャートとの相乗効果を見込み同社に対するTOBを検討していた。しかし、国際チャートは東芝テックによるTOBで同社の傘下に入った。ナカバヤシはその後も引き続き国際チャートとの事業展開を模索し、今回、東芝テックから51%の譲渡について合意を取り付けた。子会社化により、ラベル紙や検針紙などの共通事業分野におけるシェア拡大、顧客基盤の増強、人的資源の交流などによる相乗効果を期待している。

買付価格は1株あたり258円で、公表前営業日の終値である355円に対して27.3%のディスカウント。買付予定数は306万株(所有割合51%)。買付期間は2017年11月9日から12月7日まで。決済の開始日は12月14日。

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