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コロナ禍の中「日本創発グループ」がM&A積極策をとる理由とは
2020/07/09
印刷技術などを用いて創造性(クリエイティブ)を表現するために必要なサービスを提供すクリエイティブサービスを手がける日本創発グループが、コロナ禍の中M&Aに対する積極姿勢を堅持している。
日本創発グループは、便箋や封筒など紙文具の製造・販売を手がけるエヌビー社(東京都台東区。売上高5億2800万円、営業利益1400万円、純資産3億7000万円)の株式80%と、同業のフォロン(東京都世田谷区。売上高1億2700万円、営業利益1100万円、純資産9600万円)の株式100%を取得することを決めた。取得価額はエヌビー社が2億8000万円、フォロンが1億2000万円で合計4億円。取得日は2017年7月28日。
両社は代表取締役が同じ関連会社。エヌビー社は1958年創業で、独自デザインで高級感のある製品や面白みのある製品などをブランド化し、商社や小売店へ販売している。フォロンはエヌビー社とは別ブランドを展開し、販路を広げることを目的として1987年に設立された。日本創発グループは2社を傘下に取り込むことでグループの商品ラインナップの充実を図り、製品の企画・製造に関してグループ企業間での相乗効果の創出を目指す。
印刷技術などを用いて創造性(クリエイティブ)を表現するために必要なサービスを提供すクリエイティブサービスを手がける日本創発グループが、コロナ禍の中M&Aに対する積極姿勢を堅持している。