米投資ファンドKKR傘下のHKEホールディングス(東京都千代田区)は日立国際電気に対して、完全子会社化を目的にTOB(株式公開買い付け)を実施することを決議した。日立国際電気は賛同の意見を表明しており、TOB成立後に上場廃止となる予定。

日立国際電気の親会社で株式の51.67%を所有する日立製作所はTOBに応募せず、日立国際電気が実施する自己株式の取得に応じて全株式を売却する。

日立国際電気は成膜プロセスソリューション事業を分離し、KKRが引き継ぐ。日立国際電気は映像・通信ソリューション事業に注力する。HKEホールディングスは日立国際電気の株式20%ずつを、日立製作所と投資ファンドのHVJホールディングス(東京都千代田区)へ譲渡する予定。

TOBの買付価格は1株当たり2503円。TOB公表前営業日の対象株式の終値2675円に対して6.5%ディスカウントした。買付予定数は4963万3263株で、買付予定額は1242億円。

2017年8月上旬の買付開始を予定している。