スリープログループ＜2375＞、技術者派遣事業のヒューマンウェアを子会社化

スリープログループは、近畿圏を中心に技術者派遣を手がけるヒューマンウェア（京都市。売上高5億5400万円、営業利益9970万円、純資産3億5400万円）の全株式を取得し子会社化することを決めた。IT関連の技術者派遣・請負市場は今後も底堅く推移するとみており、スリープロの大阪支店との相乗効果や近畿圏の登録スタッフの研修・紹介事業拡大などを見込んでいる。取得価額は4億6500万円。取得予定日は2016年9月5日。

ヒューマンウェアは2002年設立。近畿圏の精密機器メーカーへの技術者派遣を手がけており、自動改札などの駅務機器の設計開発検査業務を収益の柱としている。スリープロは子会社のスリープロウィズテックで技術者派遣事業を手がけるが、慢性的な技術者不足や関東・東海圏エリア以外への営業拡大が課題となっていた。