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スターホールディングス<8702>、MBOにより非公開化へ

2015-02-05

スターホールディングスは、MBO(経営陣による買収)を実施し株式を非公開化すると発表した。買付代金は最大で18億7400万円。取締役の吉田信明氏が代表を務める緑(東京都港区)がTOB(株式公開買い付け)を実施し、吉田氏が所有する株式28.25%をのぞくすべての株式取得を目指す。

スターホールディングスは再生エネルギー・環境事業と投資・金融サービス事業を手がけているが、競争激化やシステム障害による顧客流出などにより、2014年3月期までの10期連続で営業赤字を計上している。そのため、株式を非公開化し短期的な業績変動に左右されず、コスト構造の見直しなど抜本的な改革を実施する必要があると判断した。上場維持に振り向けられているコストや人的資源は太陽光発電事業に投入する。

買付価格は1株あたり620円で、公表前営業日の終値339円に対して82.9%のプレミアムを加えた。買付予定数は302万3489株で下限は200万3518株(所有割合47.54%)。買付期間は2015年2月6日から3月20日まで。決済の開始日は3月27日。

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