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近鉄百貨店<8244>、書籍販売のビッグウィルをジュンク堂書店に譲渡

2012-03-28

近鉄百貨店は、同社連結子会社で書籍・CDの小売業、DVD・CDのレンタル業などを手掛けるビッグウィル(大阪市。売上高22億1000万円、営業利益2100万円、純資産1億800万円)の株式の一部を書籍販売のジュンク堂書店(神戸市)に譲渡することを決議した。これにより株式所有割合は100%から14%となる。

近鉄百貨店グループは運営する事業の見直しを進めてきた。その中で同社が運営する書籍売り場の充実強化を図っていく為には、商品調達力ならびに将来性の高い電子書籍やネット通販などへの対応力を強化し企業価値の向上する必要があるという結論に至った。今回の譲渡により書店運営のノウハウを持つ、ジュンク堂書店をはじめとする丸善CHIホールディングスグループの傘下に入ることが最善と判断した。

譲渡価額は非公表。

譲渡予定日は2012年3月29日。

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