M&A速報

USEN<4842>、映画配給事業のギャガ・コミュニケーションズを経営陣に譲渡

2009/06/30

USENは映画配給事業のギャガ・コミュニケーションズ(東京都港区。売上高103億円、営業利益△6億6100万円、純資産△64億3000万円)の全株式をMBO(経営陣による買収)の形で譲渡することを決議した。譲渡先は同社代表取締役会長の依田巽氏が経営するティーワイリミテッド(東京都港区)と、木下工務店グループのキノシタ・マネージメント(東京都新宿区)。株式所有割合はティーワイリミテッドが55%、キノシタ・マネージメント45%となる。

USENは2005年にギャガ・コミュニケーションズを子会社化し映像コンテンツ事業に注力してきたが、2008年8月期決算では事業撤退などで多額の損失を計上していた。環境変化の激しい映画業界では独立した体制による迅速な対応が有益と判断し、依田氏の株式買い取りの申し出に応じることにした。

譲渡価額は2億円。譲渡予定日は2009年7月上旬。

M&Aデータベース

関連の記事

【M&A判例】インテリジェンス株式買取価格決定申立事件とは

【M&A判例】インテリジェンス株式買取価格決定申立事件とは

2020/05/13

株式交換を実施すると株主へも大きな影響を及ぼすため、反対株主には会社への株式買取請求権が認められます。この記事では2008年にUSENとインテリジェンスが株式交換を行った際に生じた、株式買取価格決定申立事件について解説します。

株式の非上場化

株式の非上場化

2017/10/03

2017年8月10日にUSENが上場廃止となりました。経営統合のスキームとして、U-NEXTがUSENに公開買付(TOB)をする形で行うのですが、事実上、宇野氏によるマネジメント・バイアウト(MBO)と見られています。USENを一例として、メリット・デメリットを含め、MBOについて考察しました。

【USEN/U-NEXT】経営統合で問われるオーナー経営者の力量

【USEN/U-NEXT】経営統合で問われるオーナー経営者の力量

2017/07/11

国内において有線放送首位のUSEN<4842>と、そこから分離独立した動画見放題サービス提供のU-NEXT<9418>。いったんは分離独立した会社だが、2017年中に経営統合を予定しているという。果たして経営陣にどのような思惑があるのか。両社のこれまでを振り返りたい。

M&A速報検索

クリア

アクセスランキング

【M&A速報】よく読まれている記事ベスト5