東海旅客鉄道は、日本車輌製造の株式をTOB(株式公開買い付け)により追加取得し、子会社化することを決議した。現在1.82%を保有しているが、議決権ベースで50.8%の取得を目指す。日本車輌製造はTOBに賛同の意見を表明しており、TOB成立後も上場を維持する。

日本車輌製造は国内有数の車両メーカーで、東海旅客鉄道に新幹線N700系車両や在来線の313系車両を供給している。超電導リニア車両の開発を進める東海旅客鉄道は、車両の開発、製造から保守までの一貫した体制の構築が課題となっていた。そのため、日本車輌製造の高い技術力を取り込むことで、生産性や経営基盤の向上を図る。

TOBの買付価格は1株あたり370円。TOB公表前営業日の対象株式の終値平均値262円に対して41.22%のプレミアムを加えた。

TOBの買付予定数は7087万9000株で、買付予定額は262億円。

公開買付期間は2008年8月18日から2008年10月7日までを予定している。