ヤマノホールディングスは、現在子会社の寛斎デザイン研究所が取り扱い、デザイナー山本寛斎氏がプロデュースする服飾ブランド「KANSAI」などの商標権事業を、山本氏が代表取締役を務める寛斉アソシエイツ(東京都渋谷区)に譲渡すると発表した。対象事業の直近売上高は1億6000万円、営業利益は5200万円。

それに伴い、寛斎デザイン研究所の子会社でブランドライセンス業務を手がける寛斎スーパースタジオ(東京都渋谷区。売上高8億6400万円、営業利益1億4900万円、純資産4億2100万円)の全所有株式94.0%も、同じく寛斎アソシエイツに譲渡する。

寛斎デザイン研究所は、1993年3月に設立された寛斎スーパースタジオの資産保有管理会社で、ブランド事業に関連する商標権の賃貸を展開する。一方、寛斎スーパースタジオは寛斎デザイン研究所から商標権を借り、ブランドライセンスの運用・企画を手がける。ヤマノHDは、コラボレーションなどブランド戦略による相乗効果は実現できなかったとし、一連の事業・会社を売却する。

譲渡価額は未定。譲渡予定日は2008年6月30日。