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新連載【米シリコンバレー発】ベンチャーM&A速報レポート(1)自動運転のCruiseをGMが買収

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※画像はイメージです

米シリコンバレーを中心とする海外のベンチャーおよびテクノロジー関連のM&A情報を、現地在住のコンサルタント坂崎昌平氏がレポート! 次のビジネスが今動き出している。(隔週連載。今回は2016年3月14日の週および3月21日週の動きをレポートします)

<ハイライト:自動運転のCruiseをGMが買収>

米国の大手自動車メーカであるGeneral Motorsが買収を発表したCruise Automationは、2013年に米国サンフランシスコで設立されました。Linkedinによれば従業員は11~50人(31名以上)で、ハイウェイ自動運転システムを開発しています。Cruiseは2015年9月に13百万ドルを調達したばかりで(累計調達金額は21百万ドル)、当時の時価総額は90百万ドルと報道されていました。今回の買収価格の10億ドル以上(噂)が本当であれば、同社の企業価値は半年で10倍以上に上昇したことになります。

 Cruiseのハイウェイ自動運転システムは、センサで車線や車間距離を認識しながら自動的に走行を制御するもので、既存の自動車に搭載してクルーズコントロールの安全性を大幅に改善できるそうです。GMはCruiseを自社のシステムに統合して(まずは自動運転車ではなく安全運転支援機能という位置づけで)早期に市場投入することを目指しています。GMのライバルでは、Fordが同様のセンサシステムを開発しているVelodyneLiDARと提携しています。

 GMは2016年1月に配車アプリのLyftに5億ドルを出資しました(楽天、Alibabaなども共同出資;調達総額10億ドル;時価総額55億ドル)。UberのライバルであるLyftはGMと組んで自動運転車による配車サービスを立ち上げようとしています。Lyftの配車アプリとGMの車載通信ネットワークOnStarおよび自動運転車との組み合わせで、自社で自動運転車の開発に取り組むUberに対抗する流れとなっています。

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