旧村上ファンド系の投資会社シティインデックスイレブンスが、防虫網や農業資材など手がけるウェーブロックホールディングスの株式の14.93%を新規保有したあと、6度買い増し保有割合を28.27%にまで一気に高めた。
調剤薬局大手のクオールホールディングスは、今後5年間(2027年3月期~2031年3月期)に「大型M&A」などに大規模投資を実施する。
M&A Online編集部がM&Aデータベースで、2023年上期(1-6月)の上場企業による子会社・事業の売却案件(適時開示ベース)を集計したところ、件数は139件で、2022年上期の127件から12件増加したことが分かった。
調剤薬局大手のクオールホールディングスはM&Aをテコに、周辺・関連領域に事業を広げてきた。その一つが4年前に進出した医薬品製造。今年5月、同社として過去最大となる企業買収を発表したが、ターゲットに定めたのは医薬品メーカーだった。