IPランドスケープの概要
従来、特許情報を用いた分析として「パテントマップ」という手法が用いられてきた。パテントマップは特許価値向上、特許戦略立案を主な目的とした現状分析(仮説検証)が中心であった。近年、特許情報を用いた分析手法としてIP(Intellectual Property)ランドスケープという手法が注目されている。IPランドスケープは、企業価値の向上、事業戦略立案を目的とした将来予測(仮説構築)のツールとして位置付けられている。平常時の活用はもちろん、未来志向のIPランドスケープはアフターコロナの企業価値向上、事業戦略立案の仮説構築にも活用できる可能性がある。