グループ化によるスケールメリットを生かし、地盤保証サービスの効率的な提供につなげる狙い。取得価額は2億7100万円。取得予定日は2025年4月1日。一般社団法人・ハウスワランティ(東京都墨田区。売上高12億6000万円、営業利益4800万円、純資産8億100万円)と関連3社から地盤保証事業とコンサルティング事業を取得する。ハウスワランティの森田靖英代表理事が当該2事業を分社して新設する同名の株式会社の全株式を取得する形とする。
関西エリアでの動物病院間の連携強化が狙い。取得価額は非公表。取得日は2024年1月6日。安田動物病院(兵庫県西宮市)は1989年に開院し、当該事業の直近売上高は約6480万円。WOLVES HANDは関西、関東、九州、沖縄で30を超える動物病院を運営し、兵庫県内では3院目となる。
ガス機器大手のパロマ(名古屋市)は北米を中心に海外事業を展開。北米以外にもアジア、欧州に事業を展開する富士通ゼネラルとは地域的な補完関係が見込めると判断した。両社は2016年から北米市場での空調製品の相互供給や全館空調方式エアコンの共同開発を進めるなど協業関係にあった。
主食事業の強化の一環。取得価額は非公表。取得予定日は2025年1月20日。傘下のホットランドネクステージ(東京都中央区)を通じて、とんかつ店などを7店舗展開する、よし平(和歌山県田辺市。売上高7億1700万円、営業利益5800万円、純資産5億400万円)の全株式を取得し、子会社化する。
デジタル化の進展に伴う紙製品の需要低迷が続く中、ペーパーックス岡山が培ってきた専門知識とサービスを継続させ、幅広い製品とサービスを提供するのが狙い。取得価額、取得日は非公表。ペーパーックス岡山(岡山市)は1979年設立で、和洋紙の卸売販売と加工をしている。事業を取得する岡山紙商事(岡山市)は紙の卸売販売・加工を手がけており、KPPグループの国際紙パルプ商事(東京都中央区)が100%出資している。
住友ゴム工業は現在、日本やアジアで「ダンロップ」ブランドの自動車用タイヤを販売しているが、今回の取得で世界的に知名度の高い「ダンロップ」ブランドのグローバル展開が可能になる。取得価額は約830億円(5億2600万ドル)。2025年5月に取得完了を見込む。すでに保有しているテニス、ゴルフなどのスポーツ事業における「ダンロップ」ブランドとの連携を推し進め、全社的なブランド戦略を強化する。
新規参入した再生可能エネルギー事業の業容拡大につなげる狙い。取得価額は非公表。取得予定日は2025年5月1日。傘下企業のファンタスティックフォー第1号(福岡市)を通じて取得する。ネクスタ(東京都小平市)からは昨年末、関東・東北に保有する太陽光発電所94物件の土地権利を取得しており、今回、3物件を新たに追加取得する形。太陽光発電所として稼働後、将来、土地と発電所設備を売却することを前提としている。取引に伴う会計処理は企業結合会計基準における「取得」に該当するという。
米投資ファンドのKKRは9日、富士ソフトに実施中の第2回TOB(株式公開買い付け)について、1月9日までとしていた買付期間を1月24日まで10営業日延長すると発表した。買付期間の延長は2度目。1株9451円とする買付価格は変更していない。