M&A速報

1週間のM&A速報まとめ(2023年12月4日〜2023年12月8日)

2023-12-09

2023年12月5日

NISSHA<7915>、医療機器向け小型・精密部品製造の米国Isometric Intermediateを子会社化

NISSHAは米国子会社を通じて、医療機器向け小型・精密部品製造の米国Isometric Intermediate LLC(ウィスコンシン州。売上高29億1000万円、当期純利益3億3100万円)の持ち分75.53%を取得し、子会社化することを決めた。主力分野である医療機器の開発製造受託事業の拡大につなげる狙い。Isometricはマイクロメートル(1000分の1ミリメートル)単位の寸法精度で微細形状を形成する射出成形技術に強みを持つ。取得価額は約93億5000万円。取得予定は2023年12月下旬。

雪国まいたけ<1375>、オランダのキノコ事業会社Oakfield Champignons を子会社化

雪国まいたけはオランダ現地法人を通じて、同国のキノコ事業会社Oakfield Champignons B.V.(OC)とOakfield Onroerend Goed B.V.(OOG)の2社の全株式を取得し、4日付(現地時間)で子会社化した。OCとOOGは兄弟会社で、OCはボタン・マッシュルームの製造販売を主力とする。事業上の親和性が高く、グループ全体の成長に寄与すると判断した。両社合算の直近売上高は18億9400万円。取得価額は非公表。

SHIFT<3697>、LINE販促サービスのクラブネッツを子会社化

SHIFTは、LINEを用いた販促サービスを手がけるクラブネッツ(東京都渋谷区。売上高13億2000万円、営業利益4億7700万円、純資産15億9000万円)の全株式を取得し、子会社化することを決めた。デジタルマーケティング領域における事業基盤の強化が狙い。クラブネッツは2004年設立で、顧客の獲得にとどまらず定着させるためのノウハウに強みを持つという。取得価額は57億5000万円。取得予定日は2024年2月1日。

2023年12月6日

東宝<9602>、東京楽天地<8842>をTOBで子会社化

東宝は、東京楽天地にTOB(株式公開買い付け)を実施し、子会社化すると発表した。東宝は東京楽天地の株式23.07%(間接所有分を含む)を所有する筆頭株主。両社の関係は同一の創業者である小林一三によって設立された1937年にさかのぼり、いずれも不動産賃貸と映画興行を主力事業とする。コロナ禍後、収益環境が大きく変化する中、両社の経営を一体化して事業基盤の強化につなげる。買付代金は最大232億5000万円。TOBが成立すれば、東京楽天地は東証プライム市場への上場が廃止される。

阪急阪神ホールディングス<9042>、東宝が筆頭株主のオーエス<9637>をTOBで子会社化

阪急阪神ホールディングスは6日、不動産・映画興行のオーエスにTOB(株式公開買い付け)を実施し、子会社化すると発表した。現在22.16%(間接所有分を含む)のオーエス株式を所有しており、残る株式をTOBを通じて取得する。買付代金は123億9000万円。新型コロナ禍をきっかけとした急速な社会変化で収益環境が厳しさを増す中、経営の一体化を進め、グループの事業基盤を強固にする。オーエスはTOBに賛同し、株主に応募を推奨することを決めた。

2023年12月7日

日本創発グループ<7814>、同社傘下の成旺印刷を吸収合併後の共同製本を子会社化

日本創発グループは、製本や学校教材・メモ帳など紙製品加工を手がける共同製本(東京都文京区。売上高11億4000万円、営業利益△1億4500万円、純資産1億600万円)を子会社化することを決めた。グループ内の印刷関連事業との補完・協業体制の構築など相乗効果を見込む。共同製本が日本創発の全額出資子会社である成旺印刷(東京都千代田区)を吸収合併し、その際に共同製本が交付する普通株式76.65%を取得する。取得予定日は2024年2月1日。

カオナビ<4435>、クラウド労務管理システム開発のワークスタイルテックを子会社化

カオナビは、クラウド労務管理システム「WelcomeHR」を開発・販売するワークスタイルテック(東京都港区。売上高1億700万円、営業利益△8900万円、純資産6600万円)を子会社化することを決めた。株式取得と第三者割当増資引き受けを組み合わせて、株式51.8%を取得する。主力とする人材データプラットフォーム事業の拡大の一環で、新たな機能として労務管理の提供が可能になるという。ワークスタイルテックは2016年に設立。取得価額は7億3600万円。2024年1月31日までに取得完了の予定。

第一生命ホールディングス<8750>、ベネフィット・ワン<2412>への対抗TOBを発表

第一生命ホールディングスは7日、パソナグループ傘下で企業向けに福利厚生サービスを提供するベネフィット・ワンにTOB(株式公開買い付け)を行い、子会社化する予定だと発表した。ベネフィット・ワンをめぐっては医療情報サービスのエムスリーが現在TOBを実施中で、第一生命は対抗TOBを仕掛ける形だ。国内生保市場が縮小に向かう中、収益源の多様化を推し進める狙い。第一生命はエムスリーを上回る買付価格を提示し、2024年1月中旬をめどにTOBを始める予定。ベネフィット・ワンに対するエムスリーのTOBは12月13日に期限を迎えるが、第一生命の参戦でTOBの成否を含めて行方が混とんとしてきた。

2023年12月8日

ユニバーサルエンターテインメント<6425>、フィリピン・セブの統合型リゾート「エメラルド・ベイ・リゾート」を買収へ

ユニバーサルエンターテインメントは、フィリピン・セブで統合型リゾー ト「エメラルド・ベイ・リゾート」(セブ州ラプラプ市マクタン島)を開発中のLapulapu Leisure, Inc. (LLI)とLapulapu Land Corp.(LLC)の現地2社を子会社化することを決めた。LLIとLLCはフィリピン証券取引所に上場するリゾート会社PH RESORTS GROUP HOLDINGS, INC.(PHR)の傘下。取得価額は未確定。取得完了は2024年7~9月を見込む。

積水樹脂<4212>、戸建住宅用樹脂フェンスなど製造のエクスタイルを子会社化

積水樹脂は、エクステリア(外構)製品製造のエクスタイル(福井市。売上高9億1000万円、営業利益1億8400万円、純資産11億円)の全株式を取得し、8日付で子会社化した。住建事業の基盤強化につなげる。エクスタイルは1999年設立で、戸建住宅向け樹脂フェンス、樹脂竹垣を主力としている。取得価額は非公表。

積水樹脂<4212>、ドイツの道路保安用品メーカーWEMASグループを子会社化

積水樹脂は、ドイツの道路保安用品メーカーWEMASグループの持ち株会社であるWEMAS TopCo GmbH(売上高70億4000万円、税引き前利益△7億8200万円、純資産△43億8000万円)の全株式を取得し、子会社化することを決めた。欧州での交通安全事業の業容拡大につなげる。子会社化後にはWEMAS TopCoが実施する増資を引き受け、同社の債務超過を解消する予定。取得総額は約163億円(うち増資引受分約100億円)。取得予定は2024年1月中。

クオールホールディングス<3034>、鹿児島県で調剤薬局を5店舗展開のケーアイ調剤を子会社化

クオールホールディングスは、鹿児島県内に調剤薬局5店舗を展開するケーアイ調剤薬局(鹿児島県姶良市)の全株式を取得し、8日付で子会社化した。鹿児島県での店舗網拡大の一環。ケーアイ調剤薬局は2001年設立。取得価額は非公表。

ビックカメラ<3048>、オフィス機器買い取りのエーワンを子会社化

ビックカメラは傘下のソフマップ(東京都千代田区)を通じて、OA機器、複合機、シュレッダーなどオフィス機器の買い取り・販売を手がけるエーワン(埼玉県八潮市)の全株式を取得し、子会社化することを決めた。リユース事業の拡大の一環で、新たな商材としてオフィス機器を取り扱う。エーワンは1993年設立で、オフィス機器のほかに、理化学機器や測量機器などより専門性が高い商材にも強みを持つ。取得価額は非公表。取得予定日は2023年12月22日。

レノバ<9519>、仙台市内でバイオマス発電を開始した杜の都バイオマスエナジーを子会社化

レノバは、仙台市内でバイオマス発電事業を手がける杜の都バイオマスエナジー(仙台市。売上高-、営業利益△900万円、純資産71億3000万円)の持ち分31%を追加取得し、8日付で子会社化した。現在29%の持ち分比率を60%に引き上げた。レノバは発電所の完成・引き渡し後、一部の共同出資者が保有する出資持ち分を譲り受ける権利を行使した。取得価額は16億2700万円。

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