M&A速報

1週間のM&A速報まとめ(2022年11月21日〜2022年11月25日)

2022-11-26

2022年11月21日

ハイパー<3054>、ソフト開発のメビウスを子会社化

ハイパーは、ソフトウエア開発のメビウス(東京都港区)の全株式を取得し子会社化することを決めた。企業のDX(デジタルトランスフォーメーション)推進などの取り組みに対し、インフラからシステム開発、構築までトータルなサービスを提供し、業容拡大につなげる。メビウスは1991年設立。取得価額は非公表。取得予定日は2023年1月6日。

エフ・コード<9211>、hachidoriからLINE活用型マーケティング・チャットボット「hachidori」などを取得

エフ・コードは、IT関連サービスのhachidori(東京都新宿区)が運営するLINE活用型マーケティング・チャットボット「hachidori」とSaaS(サービスとしてのソフトウエア)型動画メッセージツール「recit」を事業取得することを決めた。顧客企業への提供商品・サービスの拡大、CX(顧客体験)データの質・量の増強などを通じて、DX(デジタルトランスフォーメーション)・デジタルマーケティング領域の事業拡大につなげる。取得価額は7億2000万円。取得予定日は2022年12月12日。

セレンディップ・ホールディングス<7318>、試作品製作のアペックスを子会社化

セレンディップ・ホールディングスは、試作品製作などを手がけるアペックス(東京都八王子市。売上高14億4000万円、営業利益6800万円、純資産3億9200万円)の全株式を取得し子会社化することを決めた。グループ傘下で既存投資先の自動車部品メーカー2社との相乗効果が見込めると判断した。取得価額は非公表。取得予定日は2023年1月10日。

シンシア<7782>、フォー・アイズから医療脱毛クリニック運営に関するコンサルティング事業を取得

シンシアは、不動産関連のフォー・アイズ(広島市)から医療脱毛クリニック運営に関するコンサルティング事業を取得することを決めた。主力のコンタクトレンズに続く新たな事業領域を模索していた。医療脱毛をめぐっては「特別な美容」から「日常の身だしなみ」という10~20代の意識変化を背景に今後、市場拡大が見込まれると判断し、自由診療(公的医療保険が適用されない)クリニックのコンサルティング事業に進出する。取得価額は非公表。取得予定日は2022年11月30日。

2022年11月22日

森トラスト総合リート投資法人<8961>と森トラスト・ホテルリート投資法人<3478>、2023年3月に合併へ

森トラスト総合リート投資法人(MTR)と森トラスト・ホテルリート投資法人(MTH)は22日、2023年3月1日付で合併すると発表した。MTRはオフィス、MTHはホテルを主な投資対象とする。不動産投資信託(REIT)市場を巡ってはコロナ禍を契機としたオフィス縮小や在宅勤務の広がりに加え、訪日客を含めた旅行需要が依然回復途上にあるなど、不透明感が漂っている。こうした中、オフィス・ホテルを中核資産とする総合型REITとして安定と成長の両立を目指す。合併後の名称は「森トラストリート投資法人」とする。

グラフィコ<4930>、医薬品事業をミンラックに譲渡

グラフィコは医薬品事業を、不織布マスク製造のミンラック(石川県志賀町)に譲渡することを決めた。2017年にみらいファーマ(札幌市)を吸収合併し、一般医薬品事業に本格参入したが、事業拡大や採算改善が難しいと判断した。事業譲渡により、健康食品、化粧品、日用雑貨品の主力事業に経営資源を集中させる。対象事業の直近売上高は1億300万円。譲渡価額は未確定。譲渡予定日は2023年2月1日。

アシックス<7936>、レース登録プラットフォーム運営のフランスnjukoを子会社化

アシックスは、欧州でレース登録プラットフォームサービスを運営するフランスnjuko SAS(ニューコ)の全株式を取得し、22日付で子会社化した。欧州のランナーとアシックスブランドの接点拡大などを通じて欧州事業の強化につなげる。ニューコはランナーがレースに申し込みをする際のプラットフォームをフランスや英国、イタリア、ドイツで提供し、年間登録者数は330万人超という。取得価額は非公表。

2022年11月24日

朝日インテック<7747>、処置具・鉗子を製造するレイクR&Dを子会社化

朝日インテックは、消化器分野を中心に処置具、鉗子などを製造・販売するレイクR&D(長野県岡谷市)の全株式を取得し子会社化することを決めた。消化器分野の事業強化の一環で、優位性のある製品を多角的に投入する。レイクR&Dは1971年に設立。取得価額は非公表。取得予定日は2023年1月5日。

ミダックホールディングス<6564>、サクランボ・西洋ナシなどの岩原果樹園を子会社化

ミダックホールディングスは、果実生産の岩原果樹園(山梨県北杜市。売上高8340万円、営業利益2750万円、純資産3070万円)の全株式を取得し子会社化することを決めた。地方創生への貢献などが目的。果樹農業が抱える高齢化や労働者不足などの課題に対応するため、人材交流や自治体との連携を推し進める。取得価額は約1億3000万円。取得予定日は2022年11月30日。

2022年11月25日

日本テレホン<9425>、ドコモショップ1店舗をテレックス関西に事業譲渡

日本テレホンは携帯ショップ1店舗(ドコモショップ)を、テレックス関西(神戸市)に譲渡することを決めた。リユースモバイル事業に経営資源を集中させるのが目的。移動体通信事業者から獲得する受取手数料収入が減少傾向になる中、事業の成長が見込めないと判断した。譲渡価額は非公表。譲渡予定日は2023年4月1日。

日本テレホン<9425>、auショップ2店舗をノジマ<7419>傘下のITXコミュニケーションズに譲渡

日本テレホンは、携帯ショップ2店舗(auショップ)をノジマ傘下のITXコミュニケーションズ(横浜市)に事業譲渡することを決めた。リユースモバイル事業に経営資源を集中させるのが目的。移動体通信事業者から獲得する受取手数料収入が減少傾向になる中、事業の成長が見込めないと判断した。譲渡価額は非公表。譲渡予定日は2023年2月1日。

小野建<7414>、鉄鋼・土木建築資材販売のヤマサを子会社化

小野建は、鉄鋼・土木建築資材販売のヤマサ(高知市。売上高70億円、経常利益4400万円)の株式70.4%を取得し、24日付で子会社化した。四国一円における営業強化が狙いで、丸亀(香川県丸亀市)、四国(松山市)、新居浜(愛媛県新居浜市)にある小野建の既存営業所との連携を進める。取得価額は非公表。

アドベンチャー<6030>、フィリピンでレンタルオフィスサービスを手がけるレオパレス21<8848>傘下企業を子会社化

アドベンチャーはレオパレス21傘下でフィリピンでレンタルオフィスサービスを手がけるLEOPALACE21 PHILIPPINES INC.(売上高1億1700万円、営業利益△1億2300万円、純資産△4億5700万円)の全株式を取得し子会社化することを決めた。レンタルオフィスを拠点として、グループの成長に不可欠なエンジニアの採用を積極的に展開するとしている。LEOPALACE21は2015年に設立し、マニラ首都圏のマカティ市を本拠とする。取得価額は1億2000万円。取得予定日は2023年1月31日。

日本ビジネスシステムズ<5036>、ITサービスのネクストスケープを子会社化

日本ビジネスシステムズは、ITサービス企業のネクストスケープ(東京都新宿区。売上高19億8000万円、営業利益7600万円、純資産7億6400万円)の全株式を取得し子会社化することを決めた。米マイクロソフトが提供するクラウドサービス「Microsoft Azure(アジュール)」、ERP(統合基幹業務システム)・CRM(顧客管理システム)「Dynamics365」といった分野での技術力・提案力の向上につなげる。取得価額は30億4000万円。取得予定日は2022年12月7日。

LAホールディングス<2986>、不動産企業のファンスタイルHDを子会社化

LAホールディングスは、不動産企業のファンスタイルHD(那覇市。売上高38億7000万円、営業利益3億4400万円、純資産22億4000万円)を株式交換などで子会社化することを決めた。沖縄県における開発・分譲のノウハウを取り込み、事業規模の拡大につなげる。ファンスタイルHDは傘下に不動産開発のファンスタイル(那覇市)、不動産仲介のファンスタイルリゾート(同)を持つ。株式18.6%を取得したうえで、株式交換を実施して持ち株比率を100%とする。

北陸電気工事<1930>、管工事の蒲原設備工業を子会社化

北陸電気工事は、管工事業の蒲原設備工業(新潟県燕市。売上高4億2100万円、営業利益3600万円、純資産3億5700万円)の全株式を取得し、子会社化することを決めた。新潟方面への事業進出の一環。蒲原設備工業は1969年設立で、管工事をはじめ、土木工事、消防施設工事を展開する。取得価額は非公表。取得予定日は2022年12月1日。

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