M&A速報

1週間のM&A速報まとめ(2022年4月18日〜2022年4月22日)

2022-04-23

2022年4月18日

プロジェクトカンパニー<9246>、採用代行・人事評価制度コンサルのuloqoを子会社化

プロジェクトカンパニーは、採用代行や人事評価制度コンサルティングを手がけるuloqo(東京都港区。売上高9800万円、営業利益2200万円、純資産3400万円)の全株式を取得し子会社化することを決めた。HR(人事)領域におけるDX(デジタルトランスフォーメーション)化支援の拡充につなげる。uloqoは2016年に創業。取得価額は2億200万円。取得予定日は2022年4月28日。

エコミック<3802>、ソフトウエア開発のビズライト・テクノロジーを子会社化

エコミックは、ソフトウエア開発のビズライト・テクノロジー(東京都千代田区。売上高2億2900万円、営業利益△6410万円、純資産△2420万円)の株式90.6%を取得し子会社化することを決めた。年末調整の申告書類を電子化するツール「簡単年調」をはじめ、基幹製品群の強化につなげる。ビズライト・テクノロジーは2006年に設立し、ボードコンピューターなどのハードウエア開発も手がける。取得価額は非公表。取得予定日は2022年4月30日。

ヤマエグループホールディングス<7130>、精米卸の福岡農産を子会社化

ヤマエグループホールディングスは、精米卸の福岡農産(福岡県川崎町。売上高17億4000万円、営業利益△500万円、純資産2億1500万円)の株式85.2%を追加取得し、完全子会社化することを決めた。ヤマエは現行の中期経営計画(2020~22年度)で「食」と「住」を事業のベースとしつつ、M&Aによる事業領域の拡充を重点戦略に掲げており、その一環。福岡農産は1976年設立。取得価額は非公表。取得予定日は2022年5月2日。

2022年4月19日

デイトナ<7228>、バイクウエアブランド「Max Fritz」展開のオーディーブレインを子会社化

デイトナは、バイクウエアブランド「Max Fritz」を店舗展開するオーディーブレイン(東京都葛飾区)の全株式を取得し子会社化することを決めた。二輪車とアウトドア用アパレルの商品力強化、新ブランドの開発などに共同で取り組む。オーディーブレインは1996年設立で、キャンプ用品の企画・販売も手がけている。取得価額は非公表。取得予定日は2022年5月30日。

2022年4月20日

Jトラスト<8508>、ITサービス子会社のSAMURAI TECHNOLOGYを経営陣に譲渡

Jトラストは、ITサービス子会社のSAMURAI TECHNOLOGY(東京都中央区。売上高1億9400万円、営業利益1160万円、純資産1億7700万円)の全株式を、同社の大竹雅治社長に譲渡することを決めた。グループ内の事業構成見直しの一環としてSAMURAI TECHNOLOGYの成長戦略を検討する中で、大竹氏から全株式取得の提案があったという。譲渡価額は非公表。譲渡予定日は2022年4月21日。

ティーガイア<3738>、Wi-Fi関連サービスの米国Relay2に追加出資して子会社化

ティーガイアは、Wi-Fi関連のネットワークサービス「Relay2」を提供する米国Relay2, Inc.(カリフォルニア州。売上高4300万円、営業利益△2億800万円、純資産5億1400万円)の株式を追加取得し、子会社化することを決めた。増資引き受けと株式取得を通じて、現在28.32%の持ち株比率を51.32%に引き上げる。ティーガイアは2019年11月にRelay2と資本業務提携していた。取得価額は10億9000万円。取得予定日は2022年4月27日。

サイバーステップ<3810>、クレーンゲーム配信のネッチを子会社化

サイバーステップは、オンラインクレーンゲーム配信のネッチ(東京都豊島区。売上高4億400万円、純資産△5500万円)の全株式を取得し、20日付で子会社化した。サイバーステップはオンラインクレーンゲームを主力事業の一つとしており、その収益機会の拡大などを期待している。ネッチは2012年設立で、ソニー製家庭用ゲーム機「プレイステーション4」で初のオンラインクレーンゲームとなる「ネットキャッチャー ネッチ」を運営している。取得価額は非公表。

AB&Company<9251>、美容室運営のハワイJ ISLANDを子会社化

AB&Companyは傘下企業を通じて、美容室運営のハワイJ ISLAND INC.(ホノルル。売上高7700万円、営業利益△300万円、純資産3000万円)の株式67.37%を追加取得し、子会社化することを決めた。現在32.63%の持ち株比率を100%とする。2014年に共同出資でJ ISLANDを設立して以来、持ち分法適用関連会社として事業に関与してきたが、現地での認知度の高まりとともに事業が安定軌道に乗ってきたことから、子会社化に踏み切る。取得価額は3700万円。取得予定は2022年5月下旬。

2022年4月21日

Oakキャピタル<3113>、サイト改善・運営支援などのユニヴァ・ジャイロンを子会社化

Oakキャピタルは、サイト改善・運営支援などのデジタルマーケティングツールを提供するユニヴァ・ジャイロン(東京都港区。売上高1億5100万円、営業利益△2200万円、純資産△800万円)の株式86%を取得し、子会社化することで検討を始めた。元々はユニヴァ・ジャイロンの親会社でキャッシュレス決済事業のユニヴァ・ペイキャスト(同)を子会社化する予定だったが、これを延期したうえで、ユニヴァ・ジャイロンを先行して子会社として取り込む。取得価額は未確定。取得予定日は2022年5月31日。

ピアズ<7066>、グローバルウェイ<3936>のスイス子会社TimeTicketからV-tuberプロダクション事業を取得

ピアズは、グローバルウェイ子会社のスイスTimeTicket GmbHが手がけるV-tuberプロダクション事業を取得することを決めた。メタバース領域への展開の一環で、アバター(分身キャラクター)を使って活動するユーチューバーである「V-tuber」 はリアルなタレントに比べて物理的な制約が少なく、コスト面でも効率的に展開できるなどの利点に着目した。取得価額は1000万円。取得予定日は2022年5月2日。

大王製紙<3880>、段ボール製品メーカーの吉沢工業を子会社化

大王製紙は傘下の大王パッケージ(東京都千代田区)を通じて、段ボール製品メーカーの吉沢工業(新潟県出雲崎町。売上高15億9000万円、純資産7億2200万円)の全株式を取得し子会社化することを決めた。大王製紙グループとして北陸地区には段ボール製品の生産拠点がなく、空白エリアとなっていた。取得価額は非公表。取得予定日は2022年5月10日。

中小企業ホールディングス<1757>、給排水管の設備・更生工事を手がける子会社のサニーダを邦徳建設に譲渡

中小企業ホールディングスは、給排水管の設備・更生工事を手がける子会社のサニーダ(東京都新宿区。売上高5700万円、営業利益△1010万円、純資産△3億6200万円)の全株式を、地場建設業の邦徳建設(千葉県松戸市)に譲渡することを決めた。ここ数年来、経営立て直しを図ってきたが、受注の拡大が見込めず、独立した子会社として事業を継続することが困難な状況にあった。サニーダの設立は1972年。譲渡価額は99万2000円。譲渡予定日は2022年5月16日。

アサヒペン<4623>、ペットフード・ペット用品総合卸売りのザ・ペットを子会社化

アサヒペンは、ペットフード・ペット用品総合卸売りのザ・ペット(大阪府茨木市。売上高38億円、営業利益1億7600万円、純資産11億6000万円)の全株式を取得し子会社化することを決めた。アサヒペンは現行の中期経営ビジョンで10年後の連結売上高250億円を掲げ、その目標達成に向けて塗料を中心とする既存事業の枠にこだわらない新規事業の取り込みを打ち出している。取得価額は非公表。取得予定日は2022年4月27日。

2022年4月22日

レノバ<9519>、太陽光発電の四日市ソーラー匿名組合事業をSMFLみらいパートナーズに譲渡

レノバは、太陽光発電事業子会社の四日市ソーラー匿名組合事業(三重県四日市市。売上高8億8500万円、営業利益3億6700万円、純資産100万円)の出資持ち分80%を、SMFLみらいパートナーズ(東京都千代田区)に22日付で譲渡した。再生可能エネルギー事業におけるパートナーシップ戦略の一環で、経営資源の再配分を目的とする。譲渡価額は非公表。

大興電子通信<8023>、SE派遣の名古屋総合システムを子会社化

大興電子通信は、SE(システムエンジニア)派遣の名古屋総合システム(名古屋市。売上高5億2900万円、営業利益△1100万円、純資産1億2800万円)の全株式を取得し子会社化することを決めた。中部エリアでの事業拡大の一環。名古屋総合システムは1987年設立で、SE派遣のほか、受託ソフトウエア開発を手がける。取得価額は非公表。取得予定日は2022年4月27日。

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