M&A速報

1週間のM&Aニュースまとめ(2021年7月26日〜2021年7月30日)

2021/07/31

2021年7月26日

INCLUSIVE<7078>、田端大学校からオンラインサロン「田端大学」事業などを取得

INCLUSIVEはオンラインニュースレター配信子会社のNewsletter Asia(東京都港区)を通じて、田端大学校(東京都渋谷区)からオンラインサロン「田端大学」とデジタルコンテンツ配信サービスの両事業を取得することを決めた。コミュニティーを中心とするビジネスモデルへの進出などが狙い。取得価額は非公表。取得予定日は2021年7月30日。

2021年7月27日

サカイオーベックス<3408>、株式の非公開化へMBOを再実施

サカイオーベックスは27日、MBO(経営陣による買収)を再度実施し、株式を非公開化すると発表した。2月から3月にかけて行われた前回のMBOは不調に終わっている。同社社長の松木伸太郎氏が設立したサカイ繊維(福井市)がTOB(株式公開買い付け)を実施する。サカイオーベックスはTOBに賛同している。TOBが成立した場合も、筆頭株主で旧村上ファンド系投資会社のシティインデックスイレブンス(東京都渋谷区)は株式の保有(8.33%)を継続することで合意している。

ジャパンベストレスキューシステム<2453>、シック・ホールディングス<7365>傘下で会員制「駆け付けサービス」展開のアクトコールなど2社を子会社化

ジャパンベストレスキューシステムは、シック・ホールディングス傘下で住宅設備や暮らしの困りごとの会員制「駆け付けサービス」を展開するアクトコール(東京都新宿区。売上高28億3000万円、営業利益2億9700万円、純資産43億9000万円)など2社を株式交換により子会社化することを決めた。これまでライバル関係にあったアクトコールを取り込み、会員事業の拡大と収益向上につなげる。株式交換予定日は2021年9月30日。

ココカラファイン<3098>、三重県で調剤薬局のイー・ウェルなど3社を子会社化

ココカラファインは調剤薬局のイー・ウェル(津市)、ウェル・サポート(同)、メディカル・サポート(三重県松阪市)の3社の全株式を取得し、27日付で子会社化した。3社はそれぞれ調剤薬局1店舗を経営し、いずれも野田明雄氏が社長を務め、兄弟関係にある。三重県におけるドミナント(集中出店)戦略の一環という。取得価額は非公表。

日本光電工業<6849>、患者容態管理のアルゴリズム開発などを手がける米AMP3Dを子会社化

日本光電工業は米国子会社を通じて、医療分野のアルゴリズム(計算の方法・手順)やソフトウエアの研究開発を手がける現地Advanced Medical Predictive Devices, Diagnostics and Displays, Inc.(AMP3D、バージニア州)の全株式を取得し子会社化することを決めた。デジタルヘルスソリューション(DHS)分野の技術開発力の強化や革新的な解析アルゴリズム開発の加速を期待している。取得価額は非公表。取得予定日は2021年8月6日。

インプレスホールディングス<9479>、月刊誌「エアライン」などのイカロス出版を子会社化

インプレスホールディングスは、月刊誌「エアライン」など航空関連を中心とする出版社のイカロス出版(東京都新宿区。売上高12億4000万円、営業利益△2600万円、純資産13億500万円)の全株式を取得し子会社化することを決めた。イカロス出版の専門性の高いコンテンツや企画編集力を取り込み、ファンコミュニティーの構築、電子出版、Webサービスや法人向け事業などの開発を進める。取得価額は13億6950万円。取得予定日は2021年8月2日。

2021年7月29日

石油資源開発<1662>、カナダでのオイルサンド事業撤退に伴い子会社Japan Canada Oil Sandsを現地社に譲渡

石油資源開発はカナダでのオイルサンド(油砂)事業からの撤退に伴い、全額出資の現地子会社Japan Canada Oil Sands Limited(JACOS、売上高230億円、営業利益△76億7000万円、純資産783億円)の全株式を、カナダのHE Acquisition Corporation(HAC)に譲渡することを決めた。コロナ禍の影響の長期化や脱炭素化の進展などでオイルサンドの探鉱・開発・生産を巡る事業環境が一段と厳しさを増している。事業撤退に伴い、2022年3月期決算に約900億円の株式売却損を特別損失として計上する。譲渡価額は非公表。譲渡予定日は2021年9月15日。

Shinwa Wise Holdings<2437>、美術品オークションのアイアートを子会社化

Shinwa Wise Holdingsは、美術品などのオークションを運営するアイアート(東京都港区。売上高3億500万円、営業利益3430万円、純資産2億1800万円)を株式交換により子会社化することを決めた。美術品の価格は景気の影響を受けやすく、バブル崩壊以降のデフレ経済の中で一貫して低迷が続き、市場の流通量も大幅に減少している。両社は美術品オークション業界で競合関係にあるが、経営の一体化により国内外での競争力を向上するとともに、日本の美術品市場の再生と活性化を推し進めるとしている。株式交換予定日は2021年9月9日。

ITbookホールディングス<1447>、土地・建売住宅の分譲を手がける三愛ホームを子会社化

ITbookホールディングスは地盤保証事業を主力とする傘下のGIR(東京都江東区)を通じて、土地・建売住宅の分譲を手がける三愛ホーム(埼玉県川越市。売上高11億7000万円、営業利益1400万円、純資産3億3000万円)の株式70%を取得し、子会社化することを決めた。GIRにおける事業拡大の一環。取得価額は非公表。取得予定日は2021年7月30日。

ITbookホールディングス<1447>、婦人服・服飾雑貨の三鈴をアパテックジャパンに譲渡

ITbookホールディングスは、婦人服、服飾雑貨の企画・製造を手がける子会社の三鈴(東京都品川区。売上高9億8900万円、営業利益△4億1400万円、純資産△1億3200万円)の全株式を、IT企業のアパテックジャパン(東京都港区)に譲渡することを決めた。ITbookは昨年春にRIZAPグループ傘下だった三鈴を子会社化したが、新型コロナウイルス感染拡大による長期間の店舗休業や時短営業などで赤字に転落し、短期的な業績回復は難しいと判断した。譲渡価額は非公表。譲渡予定日は2021年8月20日。

光村印刷<7916>、子会社の光村商事倉庫が手がける保険代理店事業をエムエスティ保険サービスに譲渡

光村印刷は、運輸・倉庫子会社の光村商事倉庫(東京都品川区)が手がける保険代理店事業をエムエスティ保険サービス(東京都新宿区)に譲渡することを決めた。収益構造改革に向けた経営資源の選択と集中の一環。当該事業の直近売上高は1000万円。譲渡価額は4000万円。譲渡予定日は2021年10月1日。

オムロン<6645>、MEMS事業をミネベアミツミ<6479>傘下のミツミ電機に譲渡

オムロンは、MEMS(微小電気機械システム)事業をミネベアミツミ傘下のミツミ電機(東京都多摩市)に譲渡することを決めた。対象事業は圧力センサー、フローセンサー、サーマルセンサーなど各種MEMSセンサー製品で、直近売上高は23億円。今後は外部パートナー企業からの調達に切り替える。譲渡価額は非公表。譲渡予定日は2021年10月1日。

古河機械金属<5715>、宇部興産<4208>傘下で金属粉製造の山石金属を子会社化

古河機械金属は、宇部興産傘下でアルミニウム粉や錫粉、銅粉など金属粉を製造する山石金属(千葉県野田市。売上高14億4000円、営業利益1億1500万円、純資産14億9000万円)の全株式を取得し子会社化することを決めた。山石金属の金属粉の取り扱い技術・ノウハウを取り込み、古河機械金属グループが持つ粉末冶金技術の展開を強化し、新たな素形材製品の開発につなげる。山石金属は1947年に設立。取得価額は非公表。取得予定日は2021年10月1日。

2021年7月30日

アンリツ<6754>、NEC<6701>傘下で電源・電子負荷装置など製造の高砂製作所を子会社化

アンリツはNEC傘下で電源や電子負荷装置の製造を手がける高砂製作所(川崎市)の株式99.7%を取得し、子会社化することを決めた。高砂製作所は70年超の業歴を持ち、高電圧・大電流・大容量の電気エネルギー制御技術に強みがある。アンリツは同社を傘下に取り込み、重点開拓分野の一つに掲げるEV(電気自動車)・電池測定関連の事業拡大につなげる。取得価額は非公表。2022年1月の取得完了を予定。

ナック<9788>、化粧品受託製造のトレミーを子会社化

ナックは、スキンケア商品を中心に化粧品受託製造を手がけるトレミー(東京都府中市。売上高10億3000万円、営業利益1億2700万円)の全株式を取得し、30日付で子会社化した。美容・健康事業で新たな商品開発やビジネス展開につなげる。ナックは2013年にJIMOS(福岡市)を子会社化し、美容・健康事業に参入し、オリジナルブランドの化粧品や健康食品を個人顧客に通信販売で提供している。傘下に取り組むトレミーとはこれまでJIMOSの主力製品を受託生産する関係にある。取得価額は非公表。JIMOS(福岡市)

カンダホールディングス<9059>、ソフト開発のソフトエイジを子会社化

カンダホールディングスは、ソフトウエア・情報システム開発のソフトエイジ(仙台市)の全株式を取得し子会社化することを決めた。カンダは総合物流事業者として必要な情報システム部門の維持・発展に寄与すると判断した。ソフトエイジは1997年設立。取得価額は非公表。取得予定日は2021年8月2日。

関電工<1942>、ネクストウェア<4814>傘下でケーブルテレビ局向けソフト開発のネクストキャディックスを子会社化

関電工は、ネクストウェア傘下でケーブルテレビ局向けソフトウエア開発を手がけるネクストキャディックス(東京都港区。売上高6億4000万円、営業利益2300万円、純資産2億3600万円)の全株式を取得し子会社化することを決めた。社会インフラ周辺領域のローカル5G(高速通信規格)市場の開拓促進に向け、提案力や施工力の強化につなげる。取得価額は非公表。取得予定日は2021年9月1日。

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