フレアスは、居室介護支援と訪問介護を手がけるスカイハート(千葉市。売上高2810万円、営業利益△94万7000円、純資産84万5000円)の全株式を取得し子会社化することを決めた。千葉市域でフレアスが主力とする在宅マッサージとの複合サービスを提供する。取得価額は550万円。取得予定日は2021年4月1日。
アクシスは、ソフトウエア開発のヒューマンソフト(東京都中央区。売上高9億1600万円、営業利益1000万円、純資産9600万円)の全株式を取得し子会社化することを決めた。システムインテグレーションとクラウドサービスを中核とする既存の事業領域と競合せず、グループ内におけるIT関連の人員体制の強化と事業の多様化を期待している。ヒューマンソフトは1994年設立。
フォーシーズホールディングスは、家具・家庭用雑貨企画、販売の日本リビング(東京都新宿区)からアロマグッズ販売事業を取得することを決めた。日本リビングは「アロマブルーム」の名称で香りとリラクゼーションを提案するライフスタイルショップを首都圏を中心に40店舗運営し、EC(電子商取引)によるネット販売も手がける。フォーシーズHDは受け皿となる新会社として合同会社アロマ(福岡市)を設立した。対象事業の直近業績は売上高18億2500万円、経常利益2100万円。取得価額は8800万円。取得予定日は2021年4月1日。
揚工舎は、福祉用具貸与・販売のケア・フレンド(東京都荒川区。売上高9680万円、営業利益△402万円、純資産△1700万円)の全株式を取得し子会社化することを決めた。多角的な介護サービス提供の一環。取得価額は非公表。ケア・フレンドは1993年に設立。取得予定日は2021年3月17日。
GCAは子会社でメザニン・ファンドを運営するMCo(東京都中央区。売上高11億9000万円、営業利益5億8200万円、純資産10億円)への出資を解消することを決めた。MCo経営陣によるMBO(経営陣による買収)の一環として同社が実施する自己株式の取得に応じて、保有する全株式(所有割合60%)を譲渡する。MCoの業容拡大につれ、親会社のGCAの主要事業であるM&Aアドバイザリー事業との業態やリスク構造の違い、個別案件における利益相反の可能性などが再認識されつつあるためという。譲渡価額は非公表。譲渡予定日は2021年4月28日。
ケーズホールディングスは、携帯電話販売子会社のケーズソリューションシステムズ(水戸市。売上高378億円、純資産19億6000万円)が手がけるドコモショップ事業を、コネクシオに譲渡することを決めた。家電専門店として経営資源を集中し、グループ経営の効率化と合理化を進めるのが狙い。譲渡価額は非公表。譲渡予定日は2021年4月1日。
タカギセイコーは、精密プラスチック射出成形金型の製造・販売を手がける子会社の中井製作所(京都府宇治市)の全株式を、プラスチック製品設計・製造の黒田化学(富山県南砺市)に譲渡することを決めた。生産品目の選択と集中の一環。中井製作所は1983年設立で、タカギセイコーが2000年3月に傘下に収めた。譲渡価額は非公表。譲渡予定日は2021年3月31日。
ブシロードは、アニメーション・ビデオグラム(映像ソフト)企画・販売のフロントウイングラボ(東京都千代田区)の株式50.625%を取得し子会社化することを決めた。フロントウイングラボはノベルゲーム「グリザイア」シリーズなどの有力IP(知的所有権)を持つ。取得価額は非公表。取得予定日は2021年4月1日。
東京センチュリーは、ITサービス企業のインドNTT Global Data Centers NAV2 Private Limited.(NAV2、ムンバイ)の株式99.9%を取得し、17日付で子会社化した。取得価額は非公表。続いて3月25日付でNAV2に対して約150億円の増資(増資前のNAV2の資本金は約15万円)を行い、出資比率を99.9%とする。インドで今後、データセンター事業に関連する資産の取得を予定していることが増資の理由。
岡三証券グループは、持ち分法適用関連会社で証券業の証券ジャパン(東京都中央区。営業収益24億4000万円、営業利益△9億700万円、純資産224億円)の株式を追加取得し、子会社化することを決めた。現在45.4%の持ち株比率を51.4%に高める。グループの成長戦略を加速する一環。取得価額は7億8800万円。取得予定日は2021年3月26日。
シダーは、滋賀県東近江市内に持つ通所介護事業所(デイサービス)の営業権を第三者に譲渡することを決めた。対象事業所は2004年に開設した「あおぞらの里 建部デイサービスセンター」(定員30人)で、直近業績は売上高5100万円、営業利益100万円。今後の事業展開や管理コストを含めた収益性改善の観点から売却を選択肢の一つとして検討していた。譲渡先、譲渡価額は非公表。譲渡予定日は2021年5月1日。
高松コンストラクショングループは、道路舗装工事を手がける傘下企業の新潟みらい建設(新潟県湯沢町。売上高8億3100万円、営業利益3200万円、純資産1億7400万円)の全株式を、本間道路(新潟市)に譲渡することを決めた。譲渡価額は非公表。譲渡予定日は2021年3月31日。
廃棄物リサイクル・処理大手のタケエイとリバーホールディングスは18日、経営統合することで基本合意したと発表した。10月1日付で共同持ち株会社を設立し、タケエイ、リバーHDを傘下に置く。業界のリーディングカンパニーを目指すとともに、廃プラスチックなどによる廃棄物発電、新たなリサイクル技術の開発を推進する。共同持ち株会社の会長にリバーHDの松岡直人社長、社長にタケエイの阿部光男社長が就任する予定。
ミナトホールディングスは、システム開発のパイオニア・ソフト(福岡市。売上高15億3000万円、営業利益1300万円、純資産1億2000万円)の株式74.4%を取得し、子会社化することを決めた。普通株式を対価とする取得請求権を行使し、保有するA種優先株式のすべてを普通株式に転換する。ミナトHDは2020年8月にパイオニア・ソフトと資本業務提携したが、より強固な関係を築き、事業シナジー(相乗効果)の創出に取り組む必要があると判断した。取得予定日は2021年4月30日。
ザッパラスは、旅行子会社のPINK(東京都港区。売上高2億5200万円、営業利益△180万円、純資産5210万円)の全保有株式(所有割合99.99%)を第三者に譲渡することを決めた。新型コロナウイルス感染拡大による旅行需要の低迷を受けた措置。ザッパラスはデジタルコンテンツを中心に占い関連サービスを手がけ、周辺領域としてPINKが開運、美容などテーマ性のある旅行の催行や取次業務を展開してきた。
天昇電気工業は、プラスチック製品の射出成形加工を手がける竜舞プラスチック(群馬県太田市。売上高40億6000万円、営業利益△4600万円、純資産3億3600万円)の全株式を取得し子会社化することを決めた。プラスチック成形品事業の基盤拡大の一環。取得価額は非公表。取得予定日は2021年7月1日。