サイバーステップ＜3810＞、オンラインサロン向けシステム開発子会社のBadgeを経営陣に譲渡

オンラインゲームの開発を手がけるサイバーステップは、配信プラットフォームの方針変更や制作コストの上昇などにより収益化の見通しが遅れるとして、オンラインサロン向けのシステム開発を手がけるBadge（東京都渋谷区）を同社の田村浩一郎社長に譲渡した。Badgeは売上高6700万円、営業利益△7500万円、純資産5100万円（2024年10月期）。

併せて、サイバーステップ傘下のサイバーステップノヴァ（東京都杉並区）が、同日付で動画配信プラットフォーム向けコンテンツの制作・運営のONKN（同）をBadgeに譲渡した。

譲渡価額はBadgeが300万円、ONKNが900万円の合計1200万円。譲渡日は2025年11月11日。保有するBadgeの全株式54.43％を譲渡した。

サイバーステップは2025年6月に新たな収益基盤の確立や事業領域多角化などを目的として、Badgeを子会社化していた。