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OBARA GROUP<6877>、電力会社向け送配電部品製造の日本エナジーコンポーネンツを傘下に置くNSSK‐QQを子会社化

2024-11-22

OBARA GROUPは、電力会社向け送配電部品を製造する日本エナジーコンポーネンツ(茨城県石岡市。売上高59億2000万円、純資産18億7000万円)とグループ会社の計3社を傘下に置くNSSK-QQ(東京都港区)の全株式を取得し、子会社化することを決めた。設備更新や増強投資が見込まれる電力関連市場に本格的に参入する。取得価額は73億9600万円。取得予定日は2024年12月10日。

国内投資ファンドの日本産業推進機構(NSSK、東京都港区)は2021年10月に日本エナジーコンポーネンツを傘下に収めた。NSSKがその持ち株会社として設立したのがNSSK-QQ。

日本エナジーコンポーネンツは1949年に設立された小松川製作所を前身とする。電力会社を主要顧客とし、グループ子会社にスパイラル部品を製造するラインテック日本(熊本県大津町、売上高7億3000万円)、台湾Helical Line Tech Taiwan Company Limited(高雄市。売上高4億2600万円)を持つ。

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