日創プロニティ＜3440＞、ウレタン素材の大鳳を完全子会社化

日創プロニティは15日、ウレタン素材のパッキン・シール材を提供する大鳳（東京都中央区。売上高27億1500万円、営業利益2億5100万円、純資産13億2600万円）の全株式を取得し、完全子会社化すると発表した。グループビジョンである「創る力で未来に挑む企業グループ」を形成するのが狙い。取得価額は約18億3900万円。取得予定日は2024年10月16日。

大鳳は1984年の設立。自動車や家電、住宅設備、土木などの産業分野においてウレタン素材のパッキンやシール材を提供している。日創プロニティは、大鳳の取引先ネットワークを活用し、グループの業容拡大と相乗効果の創出を期待している。

大鳳の完全子会社で、ウレタン素材のパッキン・シール材の加工を手がけるフォームテックス（滋賀県東近江市）も、日創プロニティの傘下に入る。