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丸紅系投資会社、ジャパンフーズへのTOB価格を2449円に引き上げ

2024-06-20

丸紅系の投資会社であるアイ・シグマ・キャピタル(東京都千代田区)は20日、ジャパンフーズに対して子会社化を目的として実施中のTOB(株式公開買い付け)に関し、買付価格を1994円から455円引き上げて2449円にすると発表した。併せて、6月21日までとしていた買付期間を7月8日まで11営業日延長した。買付条件の変更はTOB成立の確度を高めるのが狙いとしている。同日のジャパンフーズ株の終値は1934円。ジャパンフーズ株価は6月13日に年初来最高値の2100円をつけていた。

アイ・シグマ・キャピタルは傘下の買収目的会社を通じて、筆頭株主である伊藤忠商事の所有分を除く63%余りの株式を取得するため、5月13日からTOBを実施中。当初の買付価格1994円はTOB公表前日終値に42.53%のプレミアムを加えた水準だった。

ジャパンフーズは清涼飲料、酒類飲料など各種飲料の製造受託を幅広く手がける。同社の筆頭株主の伊藤忠は所有する36.39%の株式(間接所有を含む)についてTOBに応募しない。TOB成立後、ジャパンフーズが自己株取得を行い、伊藤忠から1株1626円で買い取ることになっている。

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