リョーサンと菱洋エレクトロは15日、2024年4月1日をめどに経営統合することで基本合意したと発表した。IoT(モノのインターネット)化やDX(デジタルトランスフォーメーション)の加速に伴い、エレクトロニクス商社に求められる機能・役割が大きく変化する中、両社の取扱商材や顧客の重複が限定的であることを踏まえ、規模拡大による強固な経営基盤の確立や新たな価値創出につながるビジネスモデルの構築を目指す。経営統合の具体的な方法や統合後の体制については今後、協議して詰める。
リョーサンと菱洋エレクトロは昨春から連携関係の模索に着手。今年2~3月に、菱洋エレクトロがリョーサン株式の20%余りを取得したが、引き続き協議を重ねた結果、経営統合することで一致したという。
リョーサンは1953年設立で、三菱電機などを主な取引先とするが、もともと独立色が濃い。菱洋エレクトロは1961年に設立し、中国電気機器大手のTCLエレクトロニクス、三菱電機などを主要取引先とする。直近売上高はリョーサンが3256億円(2023年3月期)、菱洋エレクトロが1299億円(2023年1月期)。
2023/10/16
株式移転の手続きにより共同持ち株会社「リョーサン菱洋ホールディングス」(東京都千代田区)を設立し、経営統合すると発表した。株式移転比率は菱洋エレクトロ1:リョーサン1.32。菱洋エレクトロの1株に共同持ち株会社の1株、リョーサンの1株に共同持ち株会社の1.32株をそれぞれ割り当て交付する。
共同持ち株会社の社長には菱洋エレクトロの中村守孝社長、副社長にはリョーサンの稲葉和彦社長が就く予定。
No. | 開示日 | 買い手 | 対象企業・事業 | 売り手 | 業種 ▽ | スキーム ▽ | 取引総額(百万円) ▽ | タイトル |
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1 |
2014年3月25日 |
ヒートテック国内生産事業(三協サーモテック(株))、RYOSAN ENGINEERING (THAILAND) CO.,LTD.、RYOSAN ELECTRONICS (FOSHAN) CO.,LTD.
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非公表
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2 |
2023年5月15日 |
株主
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