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日本山村硝子<5210>、ガラスびん製造の中国子会社「秦皇島方圓包装玻璃」を現地投資ファンドに譲渡

2022-03-14

日本山村硝子は、ガラスびん製造の中国子会社「秦皇島方圓包装玻璃有限公司」(河北省。売上高24億5000万円、営業利益△7億8800万円、純資産49億3000万円)の全持ち分を、中国投資ファンドの寧波厚和投資管理有限公司(浙江省)に譲渡することを決めた。2013年に秦皇島方圓を傘下に収め、中国国内販売のほか、輸出にも対応していたが、業績は低迷し、当初の事業計画の達成が困難な状態が続いていた。譲渡価額は約6億3200万円。譲渡予定は2022年4月中。

買収時に想定していなかった中国での環境規制の強化がコスト上昇につながったうえ、2020年には主な輸出先の米国で中国製ガラス容器に対する補助金相殺関税・アンチダンピング(不当廉売)関税の調査が実施され、輸出が減少するなどしていた。

追記事項

2022/04/28
4月20日付で譲渡が完了したと発表。

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