小田原機器は、プリント基板設計やソフトウエア開発などを手がけるアズマ(奈良県三郷町。売上高3億1600万円、営業利益△1100万円、純資産△1億2300万円)の全事業を会社分割により取得することを決めた。路線バスで使われる運賃収受機器や表示・案内機器の製品化に際してはキャッシュレス化やIoT(モノのインターネット)化の進展で、システム開発やソフト開発の業務比重が高まっており、内製化が可能な体制づくりを目指す。
小田原機器は5月10日付で、全額出資で同名の新会社「アズマ」(神奈川県小田原市)を設立済みで、新会社が会社分割されたアズマの全事業を承継する。
取得価額は非公表。取得予定日は2020年7月1日。
No. | 開示日 | 買い手 | 対象企業・事業 | 売り手 | 業種 ▽ | スキーム ▽ | 取引総額(百万円) ▽ | タイトル |
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1 |
2017年10月12日 |
ソタシステム(株)
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個人株主5人
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非公表
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2 |
2017年7月7日 |
バス、鉄道等の交通機関を中心とした情報案内システムの開発・製品化
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(株)指月電機製作所
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非公表
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3 |
2020年5月14日 |
プリント基板設計やソフト開発など全事業
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(株)アズマ
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非公表
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