ロゼッタは、AI(人工知能)を活用して定型的事務作業を効率化・自動化するRPA(ロボティック・プロセス・オートメーション)に関するコンサルティング業務を手がけるRPAコンサルティング(東京都渋谷区。2019年3月に設立)の全持ち分を取得し、子会社化することを決議した。
ロゼッタはAIを活用した自動翻訳サービスを主力とする。機械翻訳の精度について目標水準を概ね超えたことから、新たな開発目標としてRPAにAIを組み合わせた「AI RPA」を据えている。その一環としてRPA社が持つRPAのノウハウを取り込む。
まずは第一歩として、ロゼッタ自体の社内の単純作業を一掃し1年以内に社内の事務要員ゼロの状態を実現するという。子会社化に伴い、RPA社の武井琢治代表はロゼッタのCRO(ロボット最高責任者)に就任する予定。
取得価額は非公表。取得予定日は2019年9月1日。
No. | 開示日 | 買い手 | 対象企業・事業 | 売り手 | 業種 ▽ | スキーム ▽ | 取引総額(百万円) ▽ | タイトル |
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1 |
2017年11月30日 |
GMOスピード翻訳(株)
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120
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2 |
2016年8月9日 |
(株)エニドア
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山田尚貴氏((株)エニドア代表取締役)、橋本徹氏((株)エニドア取締役)、ngiベンチャーコミュニティ・ファンド2号投資事業有限責任組合など
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732
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3 |
2019年8月15日 |
RPAコンサルティング(同)
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個人株主
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非公表
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