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3期ぶりの赤字脱却で一転攻勢に「フュートレック」が再始動
2019/12/06
音声認識事業などを手がけるフュートレックが攻勢に転じた。2020年3月期に3期ぶりに赤字から脱却できる公算が強まったことから、それまでの子会社や赤字事業の売却といった守りの姿勢から、資本提携や業務提携などの積極策に舵を切った。
フュートレックは、企業PR施設の企画提案や多言語ガイドシステムなどからなるプロモーション事業を、ソフト開発会社のホワイトホールラボ(名古屋市)に譲渡することを決議した。
フュートレックはソフトウエア開発・ライセンス事業、映像制作・メディア事業を経営の両輪とする。これらの主力部門に経営資源を集中するため、非中核部門と位置づけるプロモーション事業を手放すことにした。当該事業の直近業績は売上高3億4100万円、営業赤字8200万円。
譲渡価額は7200万円。譲渡予定日は2019年7月1日。
音声認識事業などを手がけるフュートレックが攻勢に転じた。2020年3月期に3期ぶりに赤字から脱却できる公算が強まったことから、それまでの子会社や赤字事業の売却といった守りの姿勢から、資本提携や業務提携などの積極策に舵を切った。