小糸製作所は鉄道をはじめとする輸送機器向けの照明や信号機、街路灯などを製造するKIホールディングスに対して、完全子会社化を目的にTOB(株式公開買い付け)を実施することを決議した。KIホールディングスはTOBに賛同を表明している。

KIホールディングスは小糸製作所の出資比率が50%の子会社で、TOBで残る50%の株式を取得する。KIホールディングスの上場は廃止される見通し。

小糸製作所は将来の自動運転車向けに信号機や街路灯などの道路インフラと車載システムを協調させる「インフラ協調型走行技術」の研究開発に、KIホールディングスと共同で取り組んでいる。完全子会社化により、同技術の開発を加速する考えだ。

買付価格は1株455円で、TOB公表前営業日の終値に48.20%のプレミアムを加えた。買付代金は最大93億8900円。買付期間は2019年4月24日~6月12日までを予定している。