積水化成品工業はドイツに本拠を置く自動車部材メーカー、 Proseat グループ(売上高375億円)の株式75%を取得し子会社化することを決議した。
Proseatグループはドイツ、フランス、英国、スペイン、チェコ、ポーランドの欧州6カ国に製造拠点を持ち、シート用クッション材、ヘッドレスト、アームレスト、発泡成形品など自動車部材を供給する独立系メーカー。
積水化成品は自動車部材に関し、「ピオセラン」の名称で展開するポリスチレン・ポリオレフィン複合樹脂発泡体がシート芯材や下肢部衝撃吸収材などとして国内のほか、米進出日系自動車メーカー向けに採用実績を拡大している。Proseatグループを傘下に取り込むことで、「ピオセラン」を中心に欧州での拡販スピードを加速させるほか、販売網の相互活用を通じて事業拡大につなげる。
取得価額は約45億円。取得予定日は2019年3月中。
No. | 開示日 | 買い手 | 対象企業・事業 | 売り手 | 業種 ▽ | スキーム ▽ | 取引総額(百万円) ▽ | タイトル |
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1 |
2016年10月3日 |
(株)ヤマキュウ
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非公表
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非公表
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2 |
2018年12月19日 |
Proseat
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Recticel NV/SA
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4,500
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3 |
2008年7月11日 |
ポリスチレンペーパー事業
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未確定
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