積水化成品工業は、自動車部品メーカーのヤマキュウ(東京都立川市。売上高30億円)の株式85.5%を取得し子会社化したと発表した。ヤマキュウは自動車部品の成型加工技術と設備を保有しており、積水化成品工業の新たな戦略商材であるテクフォーマー(CFRP複合発泡成形体)の事業展開を迅速化するのが狙い。取得価額は非公表。取得日は2016年10月3日。
テクフォーマーは高強度で耐熱性のある発泡体に、CRFP(炭素繊維強化プラスチック)を複合成形した構造部材。軽量で高強度を持つことに加え、制振性や断熱性、遮音性などの機能も持つ。ヤマキュウを傘下に取り込むことで、サンプル製作から量産化までの一貫した成形加工体制を構築できるとしている。
No. | 開示日 | 買い手 | 対象企業・事業 | 売り手 | 業種 ▽ | スキーム ▽ | 取引総額(百万円) ▽ | タイトル |
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1 |
2016年10月3日 |
(株)ヤマキュウ
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非公表
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非公表
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2 |
2018年12月19日 |
Proseat
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Recticel NV/SA
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4,500
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3 |
2008年7月11日 |
ポリスチレンペーパー事業
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未確定
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