イチネンホールディングスは、経営再建中の各種自動車部品メーカー、トヨシマ(大阪府池田市。売上高49億9000万円、当期純利益△4億8900万円、純資産25億円)の事業を承継すると発表した。

イチネンホールディングスが100%出資して設立する新会社「トヨシマ分割準備」(大阪府池田市。資本金5000万円)が今後の事業展開に必要な資産・負債と事業継続にかかる権利義務のすべてを吸収分割により承継する。トヨシマは1936年設立で、フォークリフト用フォークや自動車部品の製造を主力とする。しかし、米国ばね事業の買収や兵庫県内にある工場の浸水被害復旧に伴う借入金の増大に加え、リーマンショック以降の国内フォークリフト市場の縮小などで収益環境が悪化し、事業継続のためには抜本的な財務状況の改善が不可欠となっていた。

トヨシマに対しては地域経済活性化支援機構が5月8日付で再生支援を決定した。イチケンホールディングスはトヨシマの主力銀行である池田泉州銀行とともに事業再生スポンサーとして名乗りを上げていた。

分割にかかる割り当て内容などは非公表。

吸収分割による事業承継予定日は2018年8月1日。