AIGは、日本国内の生命保険事業を担っているAIG富士生命保険(東京都港区)を、香港拠点の生命保険会社FWDグループに譲渡すると発表した。AIGは日本の生命保険事業から撤退し、損害保険事業に経営資源を集中させる。譲渡価額は非公表。譲渡予定日は現時点では未確定。
AIG富士生命は1996年に富士火災海上保険の子会社として設立された。譲渡先のFWDグループは、1993年にアジアで事業を開始した投資会社パシフィック・センチュリー・グループの保険事業部門。現在、AIG富士生命が日本のAIGグループ各社と締結している生命保険の販売についての契約は、FWDグループがそのまま引き継ぐ。
2017/05/01
2017年4月30日に譲渡が完了したと発表した。
No. | 開示日 | 買い手 | 対象企業・事業 | 売り手 | 業種 ▽ | スキーム ▽ | 取引総額(百万円) ▽ | タイトル |
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1 |
2016年11月15日 |
FWDグループ
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AIG富士生命保険(株)
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非公表
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2 |
2010年9月30日 |
プルデンシャル・ファイナンシャル
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エイアイジー・スター生命保険(株)、AIGエジソン生命保険(株)
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401,508
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3 |
2012年12月10日 |
ニュー・チャイナ・トラスト・カンパニー・リミテッド、チャイナ・エイビエイション・インダストリアル・ファンド、PSインベストメンツ・リミテッドで構成される投資家グループ
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ILFC(インターナショナル・リース・ファイナンス・コーポレーション)
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非公表
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