日本、北米、欧州、アジア、中国の5極において、生産・販売体制を構築し、自動車、船舶、建設機械、一般産業向けなど、多種多様な産業分野で使用される「軸受」を製造・販売する総合すべり軸受メーカーの大同メタル工業(愛知県)は、フィリピン、米国、メキシコ、中国において製造及び販売拠点を、インドネシアにおいて販売拠点を有し、自動車用エンジンやトランスミッション周辺の高精度・高品質部品(曲げパイプ、ノックピン、NC切削品等)の製造・販売を行う飯野製作所を中核とする飯野製作所グループの純粋持株会社である飯野ホールディング(東京都、売上高65億円、営業利益10億円、純資産57億円)の全株式を取得、子会社化することについて決議し、株式譲渡契約を締結した。

自動車部品メーカーは、ますますグローバルな展開力を求められており、大同メタル工業と飯野製作所グループ双方の海外拠点を連携させることで、調達や物流の効率化、現地における人材交流や技術・ノウハウの共有化を通じた技術力・生産力の向上、運営体制の効率化などグローバル展開力の強化が可能になり、大同メタル工業は、すべり軸受以外の自動車向け精密金属加工部品の製品ラインナップを拡充することで、既存取引先に対する製品提案力の強化につながる。また、飯野製作所グループとしても、大同メタル工業の自動車業界における国内外の幅広い顧客基盤を活用した拡販により、更なる業績の発展が期待でき、中長期的には、大同メタルグループとしての製品・事業の多角化・面的拡大につながるとしている。

株式取得価額は101億円(アドバイザリー費用等含む)。

株式譲渡実行予定日は平成28年11月30日。