Jトラスト(株)は、インドネシアの商業銀行PT Bank Mutiara Tbk.(インドネシア、売上高31億4000万円、営業利益△105億円、純資産123億円、以下「ムティアラ銀行」)の株式99.0%を取得し、連結子会社としたことを発表した。ムティアラ銀行は2008年11月に旧センチュリー銀行としてインドネシア中央銀行より経営破綻のため特別監督下銀行となる処分を受け、その後インドネシア預金保険機構(以下「LPS」)の管理下にて事業再生手続きを行ってきたが、2014年3月よりLPSによって株式売却にかかる公開入札手続きを開始されていた。

Jトラストグループは、日本国内において確立しその成長の源泉となってきたリテール・ファイナンスにおけるビジネスモデルを海外に幅広く展開することによるサービス事業拡大を目指し、アジア経済の発展に貢献することを目的としている。同社はインドネシアにおいても既にシンガポール子会社JTRUST ASIA PTE. LTD.を通じて、インドネシア地場銀行との戦略的業務提携による事業拡大・ノウハウ獲得を図っており、ムティアラ銀行の株式取得後はインドネシアで急速に成長しつつある中小企業及び給与所得者層を中心対象に各種ローン・カードサービス・為替等の総合的な金融サービスの提供を計画しているという。また、インドネシアと日本や韓国等を含む東アジア諸国あるいはASEAN域内諸国との経済・貿易交流が活発化していることも背景にふまえ、貿易金融等の国際取引にも積極的に取り組むとしている。

株式取得率は99.0%。一定の条件を満たした後に、残りの1%の取得を予定している。

株式取得価格は397億円。

アドバイザリー費用等は6億2000万円。

株式譲渡実行日は2014年11月20日。

※1インドネシアルピア=0.009円にて換算。