ティー・ジー・シィー(静岡県三島市)は、天龍木材に対して完全子会社化を目的に株式公開買い付け(TOB)を実施することを発表した。ティー・ジー・シィーは、天龍木材の代表取締役副社長が議決権の70%を所有する新設会社で、現経営陣による公開買い付け(MBO)となる。天龍木材はTOBに賛同の意見を表明しており、TOBの成立後は上場廃止となる。

天龍木材は木材の加工・販売を行い、住宅事業にも事業領域を拡大してきた。木材業界の環境変化、住宅事業における業績悪化により経営の合理化を進めてきたが、抜本的な経営改革、財務体質の強化、安定的な資金調達を可能とする体制の構築を必要としていた。

天龍木材を永続的な成長を続ける企業体質を有する企業へ変革し、企業価値を中長期的に向上させるため、株式の非公開化に踏み切った。

TOBの買付価格は1株あたり75円。TOB公表前直近取引成立日である2013年8月20日の対象株式の終値64円に対して17.2%のプレミアムを加えた。

TOBの買付予定数は891万4681株(下限は627万262株)で、買付額は最大約6億6800万円。

公開買付期間は2013年8月23日から10月7日まで。