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タイヨー<9949>、経営陣によるTOBで非公開化へ

2013-07-31

清和産興(鹿児島市)はタイヨーに対して完全子会社化を目的に株式公開買い付け(TOB)を実施することを発表した。清和産興はタイヨーの代表取締役社長の清川氏の会社で、今回の取引はタイヨーの経営陣による公開買い付け(MBO)となる。タイヨーはTOBに賛同の意見を表明しており、TOBの成立後は上場廃止となる。

タイヨーは鹿児島県、宮崎県において食品スーパーを展開しているが、ショッピングセンター等の増加により利益面が悪化傾向にあった。株式の非公開化により所有と経営を一致させた上で、既存の事業内容を前提とする強固な利益体質の確立と、独自の事業戦略の実行を図る。

TOBの買付価格は1株あたり1100円。TOB公表前営業日である2013年7月30日の対象株式の終値860円に対して27.9%のプレミアムを加えた。

TOBの買付予定数は1417万4217株(下限は945万4203株)で、買付額は最大約155億円。

公開買付期間は2013年8月1日から9月11日まで。

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